検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:556 hit

番外編:尖兵の独り言 ページ12

『だーっ、畜生!』
そう叫び、手にしたウィスキー(と思われる)の瓶を投げつける。
『あんの野郎ども、事あるごとに人様を頼りおって!』
そのせいでろくに休めもしない。
「で?そいつらは?」
『全員殺外(ころ)してやったぜ!ブラック労働を強いるからだ』
ついでにビルの上から47回転を決めながらぶっ放したからあいつらはもう終わりだ。プレイヤー的にも精神的にも追い詰められてしまい、やめるのもそう遠くはないだろう。
『お前はいいよなぁ!?そのアバターで出歩けばキャーキャー歓声が上がるんだぜ?それに比べりゃ俺は何だ!?俺を見たやつはこっちに恐怖と軽蔑の視線を向けてくるんだぞ!?』
「それはお前のせいでやめたプレイヤーが出てるからだろ。それも何人も」
.....それには反論できんな。事実だし。
『しかも今朝は不良(クズ)共に絡まれて、ビルから飛び降りてみろと言われた』
「断ればいいじゃないか。お前の腕なら難しくないだろ?」
...あのなぁ。こっちとしても評判を下げたくないんだ。
『だから28回転を決めてやった』
「お前、いちいちやることが大げさなんだよな」
うるせぇ。砂漠に潜むあのプレイヤーよりかはマシだ。
『...じゃあ、俺ぁ行くぜ。狩り場にしている第六EF(アースフォース)基地に陣取る不届き者をぶっ殺さにゃならん』
じゃあな、とキリトに手を振り、相棒のM500を取り出した。

アファシス→←キャラ設定2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:闇月 | 作成日時:2023年11月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。