file1 再戦のユウキ ページ1
『まさか絶剣があんただとは思ってなかったぜ』
どうも、毎度おなじみAです。辻デュエルの噂を聞き、やってきたのだが...いやアインクラッドで戦ったことある人が来たぁ。
『顔見知りでも容赦はしない。俺のOSSを受けてみるがいい！』
開幕シャドウスパーク。勢いを利用してそのままラッシングブレードによるコンボ技、シフトアップブレードを繰り出す。
『どうした？その程度じゃ俺は倒せんぞ！』
絶剣の攻撃をバーストスパークで受け流し、ヘビーバスターによる反撃を狙う。
ーーーーーーー
アスナside
すごい。もうそうとしか言いようがない。
「嘘だろ...？」
「一部とはいえ絶剣の攻撃を弾いてやがる...！」
「一体何者なんだ？あのプレイヤー」
絶剣の放つ無数の攻撃を冷静に対処し、ときに反撃を試みる。あの鮮やかな動きは例え私でも出来ないだろう。刹那、絶剣の攻撃がヒットした。...と思いきや無数の残像が絶剣を取り囲み、斬り付けた(本人曰く、ラッシングブレードというOSSらしい)。絶剣が大きく怯む。
『....く使う...か』
よく聞こえないが恐らくOSSを使わせたのだろう。同時にA君の剣も発光する。刹那、神速の剣閃が飛び交い、爆音があたりを包んだ。
ーーーーー
Aside
『ふぃー、
とにかく、彼女の本来のフィールドたるALOで本気を出させたのは大きな収穫だ。
『じゃ、アスナ君次頼むわ』
「えぇ！？」
？何も驚くことないだろ。
『あんたも最強プレイヤーの端くれだろ？行け！』
いやがるアスナさんを叱咤し、無理やり送り込んだ。(〜月読の妖精〜二十四話「番外編：絶剣」につづく)
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作者名：闇月 | 作成日時：2024年1月19日 22時
