ソードアートオンライン〜剣士と妖精と〜 (ページ8)

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再開ページ8

やれやれ...今日は色々と大変だった。同僚のキリトに嫌というほど怒られるわ(自分だって混ざってたくせに...)、任務から外れた行為したとかで始末書書かされるわでもう完全にやる気を失ってしまった。そんなある日、上から指示が来た。
「シルフとケットシーの調印式が襲われるらしい。シルフ達に気づかれないよう、護衛して欲しい。」とのことだ。
『全く...あいつはどれだけゲリラがすきなんだよ...』
「仕方ないさ。それが彼の流儀だ。」
『キリト、お前なぁ...。』
次の日。俺は蝶の谷周辺を警備していた。
『...ったく。何もないじゃないか。』
もう会談が始まって三時間が経とうとしている。しかし終わる気配がなく、その間ずっと巡回ルートを飛び続けたという訳だ。
『もう駄目だ！俺は帰るぞ！』
「おいA！」
『止めるな！キリト！』
その時、強襲部隊と思われる妖精の大群が過ぎ去っていった。とんでもないスピードだ。種族は...分からない。
『まずい！』
俺は羽根を広げると、最高速度で会議の場へと飛び出した。

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