ソードアートオンライン〜剣士と妖精と〜 (ページ20)

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サイドストーリー：領主会談護衛部隊ページ20

「ねぇ、自己紹介とかしない？」
そうリーファに言われたのはいつだっただろう。ここは、領主会談の会場。俺たちがコンバートしてから３日程が経ち、俺とAはその天才的な腕を買われ、護衛部隊に任命されてしまったのだ。
「万が一に協力できなきゃ危ないじゃない。私はリーファって言うの」
「俺はキリトだ」
『...A。』
「シノンよ。」
「俺、クラインって言うんだ」
気のない返事。そこに気のせいか、死体がゴロゴロ転がっている。
「「「「「「!?」」」」」」
「大丈夫か！？...まずいな」
「どうしたの？キリト君？」
「ここにいるメンバーは全ていくつもの修羅場を駆け抜けた強者達だ。それがこうもあっさりやられるとなると...」
相当強い怪物。その言葉は言われなくても彼らは理解したようだ。しかし、それっきり。何も出ずに終わってしまった。
「一体何だったんだ？」
そして出会うこととなる。護衛部隊を襲った魔物と、それに殺されかけていたシルフ...カズと。

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