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世界樹の彼方 ページ14
そこには無惨に破壊され、残骸が残るだけの無惨な央都の姿だった。
「酷い...!」
「くそ、もう時間がない！一刻も早く空中都市とアインクラッドの入り口を開放しないと、アルン内部の精霊エネルギーが尽きて、この土地全体が消滅してしまう！グランドクエストに急ぐぞ！」
「う、うん！」
ーーーーーーーーーーーーーーー
どうにかグランドクエストを突破し、空中都市に到達した。急速に力がみなぎってくる。おそらく、これが「制限がなくなった」と言う感覚なのだろう。この空中都市に今や王は存在しない。王は飾りで、実際はここに来るだけで制限は解除されるのだ。続々と他の種族も到着してくる。
「よし、これでアインクラッドへの道が開かれた！行くぞ！」
俺たちは今や唯一の未踏ダンジョンと化した浮遊城アインクラッドを開放すべく、飛び立った。
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作者名：闇月 | 作成日時：2023年10月6日 22時
