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エピソード8:電源確保作戦 ページ10
弾丸を補給し、次の行動をどうするか考える。非常電源を稼働させるためには...。
『で?それがこの様子かよ?』
そこには、自転車を漕ぐプレイヤーの大集団が。うーむ、原始的だ。
「ちなみにGGOの技術で発電効率は90%から99%に引き上げられている。」
『それ上がったって言えるのか?』
ちなみにこれで3日かかるという。うーむ、鬼め。
ーーーーーー
『ああああああ!』
もう9時間ぶっ通しで漕いでいます。もう足の感覚がありません。今までの人生で進んだ距離よりも長い気がします。
『こ、交代は...?』
「3時間後って聞きましたね」
うう、じ、地獄...!
ーーーーー
『やっと...』
やっと非常電源を稼働させることができた。これでもう足を動かさなくて済む。
『うぇぇぇぇぇい!』
しかし、それは長く続かなかった。元々非常電源は長期的に動かすことを想定していない。燃料が底をつきそうだった。そしてー
「近くに油田地帯を発見した。地下トンネルとパイプラインを建造するから地上パイプラインの護衛をしてくれだとよ」
『そんなのってあるかよ...!』
俺は気を失った。
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作者名:闇月 | 作成日時:2023年10月23日 20時