ソードアートオンライン~ブレイズ・バレット~

エピソード４：GGO総進撃 ページ5

今日はキリトさん達と待ち合わせだ。リアルでのキリトさんってどんな見た目してるんだろう。
「レン...だよな？」
振り向くと、そこには中性的な顔をした少年がいた。
ーーーーーーー
「それにしてもー」
レンは驚いたように周囲を見渡している。
「結構同じ顔が多いんですね？GGOプレイヤーって」
「あぁ。他のVRMMOと比べて現実との接点が少ないからな。ランダム生成は本人の顔と体格になる人が多いんだ。」
現在、俺達は次のウェーブに備えるためにBoBとSJの出場メンバーの約半数がとある喫茶店の一角に集結している。それにしても...顔が同じやつが多い。
「てか何でGGOのコスプレしてんだ？明らかに不審者だろ」
「そう言うキリトさんだってそれっぽい格好してるじゃないですか」
レンはGGOとは違い、かなりの長身だ。何故あんなに身長差があるのにうまく動けるのか、不思議でならない。さて、議論は困難を極めた。閉店時間になるとビデオ会議でモメながら帰路につき、朝起きたらビデオ会議をしながら待ち合わせの場所に集結。そのあとビデオ会議をしながら帰路につくという猛烈にストイックなスケジュールによって俺たちは少しずつ作戦を練り上げていった。ほとんど睡眠時間も取れておらず、衝突することも度々あった。しかし、そんな障害も乗り越えて、来るサードウェーブの日が来た。
「行くぞ！」
俺達は口々にそう言って無限の荒野に駆け出した。

おまけエピソード１：グレネード大騒動（キャラ崩壊注意）→←エピソード３：ピンクの悪魔

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