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エピソード12:終焉へのカウントダウン ページ15

『...で?何さ、もう最終フェーズなわけ?』
皆さんこんにちは、Aです。近頃衰退気味のVRMMOを復活させるために始まったこの大規模イベントもいよいよ大詰め。このイベントが失敗すればVRMMOのサーバーはすべてクローズという運営の猛烈な覚悟はGGO新規プレイヤーを大きく増大させ、そこからALOなどへ行くプレイヤーも出始めた。
「マジで最終戦争やるみたいだぞ?」
刹那、街に響き渡る警報。
『いよいよ始まったか』
俺達は街の外へ駆け出した。
ーーーーーーーー
そこには空を埋め尽くすほどの無数の戦艦が。間違いない。俺達を56しにきてる。
『突入しかないな』
幸い、戦艦には実弾兵器を搭載してないようだ(誘導弾はあるがレーザー)。いかに戦艦級といえど対光学フィールドを装備した俺達には効かない。
『行くぞ!』
俺はジェットベルトを装備し、飛び立った。
ーーーーーーー
首都グロッケン 上空3km

『〜♪』
「歌ってる場合か!?」
恐ろしい対空網を掻い潜り、どうにか軍艦の死角に入ることができた。
「しかしどうやって入ろうか...」
『ハイパーシフトボム〜♪』
こんな事もあろうかと、基地エリアから取ってきた(基地エリア万能理論)。普通のボムとは違い、これなら壁なども透過できる。
『五秒でくぐり抜けろ!』
そう叫んで炸裂させ、俺はそこへ突入した。

エピソード13:イベントの終わり→←おまけエピソード2:アップデート



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作者名:闇月 | 作成日時:2023年10月23日 20時

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