ソードアートオンライン~ブレイズ・バレット~ (ページ13)

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エピソード11：突入ページ13

『...ふうっ』
ようやく侵入できた。いちいち大袈裟なんだよな。うちの部隊。
「それにしても、さっきのは一体...」
『ああ、あれはリミットブラストって言ってな...』
ある程度レベルを上げると武器のリソースを吸収し、使用できるGGOプレイヤー最強の切り札。発動中はすべてのステータス五十倍になるが、効果が切れると反動で動けなくなる。尚、バックバスターを装備すると発動時間が五秒から十秒に伸び発動後の硬直がなくなる。
『...あれだ！エイリアンも密集している！』
右手にM500、左手にAK-47を握り、突撃する。
『ふはははははは！落ちろ落ちろ！』
アサルトライフルとショットガン...俺が思う最強の組み合わせだ。近づく相手をAKで倒しながら打ち漏らした敵をM500で仕留める。まさに最高の組み合わせだ(二回目)。
『チッ、弾切れか！』
代わりの銃は...駄目だ。M240BとMG-42は降下作戦で切らした。ステルスボムを設置する余裕もない。
今俺の手元に残っている銃は...
『頼むぞ、FN SCAR-H！』
最強の大型突撃銃(バトルライフル)。直撃すれば頭を吹き飛ばすほどの威力と精度を持つライフルだ。本来もう少し遠くから放つものだが....。
『撤退は許されん！突撃だ！』
手にした光学サブマシンガンオートバスターで牽制しながら(SCARは装弾数が少ないため)、俺は中央を目指して駆け出した。