負けヒロインの家系って何ですか!?【ブルーロック】

◇7話 ページ12

羊くんの双眸に見つめられ、私は思わず目を逸らした。

すると、羊くんに頬を掴まれて顔の向きを変えられ、引き寄せられる。

「目、逸らんさんで、ちゃんと見て？」

顔の距離が近くなって、顔に熱がこもるのが分かった。動揺しすぎて何も言葉がでない。
そんな私に痺れを切らしたのか、羊くんは私の頬から手を離し、ゆっくりと口を開いた。




「今から言うこと、ちゃんと聞いてな。
　


僕のこと見て、もう絶対に目を逸らせんくらい好きになってほしい。
僕の声聞いて、僕の言うこと一つ一つに顔赤くしてほしい。

だってな、僕、ずっとずっとAのこと好きだったんやから。

Aが僕のことそういう目線で見たこと無いのは知っとる。


でも､絶対好きにさせて見せるから。」


そう言って、彼は切なげに微笑んだ。


真っ直ぐな羊くんの視線から逃れたくて、下を向いてしまう。
その時、羊くんの手が目に入り、私は目を見開いた。




＿＿＿キツく結ばれた彼の手は、震えていたのだ。



言わなきゃ、駄目だと思った。

羊くんにここまで言わせたんだから、私も、ちゃんと言わないと＿＿＿＿＿＿＿＿。
　


『いいよ、もう。』

『ありがとうね。羊くん。
でも、話したでしょ？私の家系のこと。

3年間も、追ってるだけの辛い恋愛なんて、羊くんにしてほしくないよ。


諦めた方が、羊くんも、多分ヒロインちゃんも幸せになる。

私のせいで、羊くんに高校生活を棒に振ってほしくない。

　

このままじゃ、きっと誰も幸せにならないよ。』




声は、震えていなかっただろうか。


大丈夫、後悔なんてしてない。決めたでしょ。


これがきっかけで羊くんに嫌われたとしても、後悔だけは、絶対にしない。


そうしていると、羊くんは大きな溜め息をついた。



「Aは馬鹿なん？」


『え』


あれ、私何で罵倒された？



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


すみません、めっちゃ迷走してますね。ハイ。
ホント申し訳ないです。
羊くんのキャラ崩壊がひどいのも、エセ関西弁なのも自覚済みなんです……。

そういえば！！！アニメでも羊くん出ましたね！
てか、黒名蘭世くんガチで可愛かったすね………。

あと！ブルーロック-Episode凪-映画化おめでたいですね!!あれが映画館の大きなスクリーンで見れるのかと思うと嬉しすぎて…………。



たくさん話してしまってすみません。

少しでも更新頻度あげられるように頑張ります！


以上、作者の号哭。でした！

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