【銀魂3z】頭のネジ、落ちてませんか？《弐》

起床への抵抗 ページ23

扉を開け、部屋に入って
まず目についたのは、




難しそうな本がぎっちりと並ぶ本棚






．





「…参考書…」





．






案外勉強してんのかもしんねーな





…全然成果でてねェけど。





．









．








「おい、起きろィ」






「んー…」






．







ベッドの布団の間からは
Aの黒い髪が少し見えている程度で




残りの体は布団の中のようで。






．





深くもぐっているところから
"起床"に対しての拒否反応がうかがえる





．





．






「んーじゃねーんだよ。
テメェのせいで俺まで銀八に
怒られちまうんでィ」





．





ゆさゆさと体をゆすれば






．






．






「うぉ…」





．






．





…布団の中からの回し蹴りを
食らわされそうになった






．








．






「テメェ……」






．






「おいしい






…北京ダック」



「随分豪勢な夢みてんだねィ」






．






．






それでも、人間というのは面白いもので






．







．








．






「さっさとおきねェと…






．





…チューするぜィ。」



「んごー…」






．






「深い方」

「おはようございます」





．






．






……ピンチになると、反応するんでィ

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