【銀魂】オトコ×オンナ

ツッコミどころ ページ7

「ーーーで、何でここに」
「予想通りの反応どうも」




そしてあれやこれやでその男についていった
結果というのが、これである。






「いやだから、ーー何で真選組屯所？」





そういって、私はただ眉を寄せるだけ。

付き合えと言われて連れてこられたのが
真選組屯所なのだ。
驚くなという方が無理である


何だか拍子抜けだというかなんというか。





(ーーや、別に何かを期待してたわけじゃ
ないけどね、うん)




断じて違う。






沖田はというと特別何か言うこと
はなく相変わらずのマイペースで話を進める






「実は、今日真選組内で宴会やっててねィ」

「・・宴会？」


「そう。んで、お前にゃお尋ね者リストの
一件で世話になったし、この前は近藤さんの
ことでいろいろ手続きしてもらっただろィ。
だからその礼もかねてご招待したってわけだ」


「は、はあ」




さらっと納得はできるわけがない。
私はどっちつかずな反応を返して。






「んなツラされたって、局長命令なんだから
仕方ねーだろィ」

「局長？・・ってことは近藤勲が？」

「あぁ」




普通、自分を逮捕した相手に感謝の意なんて
抱くだろうか。・・なんとも不思議な。






「男所帯に女連れてくるなんざ、危なっかしくてかなわねーってのに、あの人は俺と土方さん
の反対になんざ聞く耳持たねーもんで」

「ッ、あっそう？」





ーーー女って、ねェ。

ガッと上がった体の熱は、多分私の免疫の無さが顕著に現れた結果である






(・・またそうやって、たまに女扱いする！)






それがこいつの策略で、私で遊んでんのか
それとも天然でやってんのかわかんねーのが
また怖いところである。

ーーーてか、沖田がこんなこと天然でやってる
とかそれはそれでキモい！


と、そこまで私が頭を困惑させていた時







「ま、大丈夫でさァ。近藤さんの想い人と、
その他愉快な仲間たちも参戦してるんで
女は一人じゃねーし」

「ん？」

「あ、つっても、あいつら女っつーかメスか
メスゴリラ」

「ちょ、まって。ツッコミ所多くて困ってる」






新たに投下された新情報により、私の頭は
さらにこんがらがる結果となった。

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