隣にいるから 3 ページ26
藤井
ライブの打ち合わせでは喋れないくらい
ぼーっとして。
メンバー全員の視線をめちゃくちゃ感じて、
その中でも前に座ってる望の視線は
すごく多く感じた。
きっともう、かけてると思うけどこれ以上
心配も迷惑もかけたくないから
1番に楽屋を出て今に至る。
もう寝なきゃいけない時間なのに。
明日も打ち合わせと練習があるのに。
不安と焦りが邪魔をして寝付けない。
寝付けないことにまた焦りを感じて
呼吸が早くなっていく。
「はぁ、はぁ、っ、」
タオルで口元をおさえて
精一杯深呼吸をしようとする。
結局、呼吸が治まったのは
太陽が上ってきてからやった。
「っはぁ、ちゃんとせな」
小さく呟いた声は電話の着信音に消された。
紫「もしもし、流星？」
「っ、なに？」
紫「朝早くにごめんなぁ？
あんま、1人で抱え込んだらあかんで」
「なんも溜め込んでへんよ、大丈夫。
ありがとう」
ほんなら後でなーって
濱ちゃんからの電話は切れた。
夜中の過呼吸は相当体を疲れさせてて
朝ごはんなんて入るはずもなく。
歯を磨くのにも洗面所の床にペタンと座り込んだ。
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おでん(プロフ) - 虹色さん» ありがとうございます！ (2020年7月6日 22時) (
レス) id: 722949f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
虹色(プロフ) - おでんさん» 移行が上手く行けば書きますね！ (2020年7月6日 21時) (レス) id: 2484c2943e (このIDを非表示/違反報告)
おでん(プロフ) - 初めまして！いつもお話読ませていただいてます。リクエストで、�陲舛磴鵑�酷い腹痛の中仕事をこなすお話が読みたいです！可能でしたらお願いしますm(__)m (2020年7月6日 20時) (レス) id: 722949f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 素敵な作品を書いてくださってありがとうございました！！ (2020年7月2日 20時) (レス) id: 97eea20594 (このIDを非表示/違反報告)
虹色(プロフ) - ぽぽさん» 移行が上手く行けば書きますね！ (2020年7月2日 18時) (レス) id: 2484c2943e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹色 | 作成日時：2020年5月21日 13時
