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少し重い身体に鞭を打って、なんとか洗濯物を干し終わると、

２階からダダダダダという音がしたと思った数秒後に

バンっとリビングのドアが開かれた

「っシゲちゃん！」

自分の名を呼びながら、リビングに入ってきたのは幼馴染の中で唯一の同級生である手越だ

びくっっっ！！

「っ！…ご、…ごめん、な、さい…」

「シゲちゃん！また寝てないでしょ！昨日も遅くまで勉強してたの知ってるんだからね！」

「…ね、寝たよ、、ちゃんと寝たし、お薬ものんだし、あ、朝ごはんも、ちゃんと作ったし、せんたくものも終わったよっ…あと、あと、えっと…えっとね、あ、おそうじ…おそうじしなきゃっ…

パニックになりかけたその時…

「はい、ストップ！！てごちゃん、心配するのは分かるけどシゲちゃんパニックになっちゃってるから！

シゲちゃん、ゆっくり息吐いてごらん。」

「…はっ、…ふっ…っふ…はぁ、はぁ…はぁ…」

「そうそう、じょーず。

シゲちゃん体調よくないんでしょ？ほら、そこのソファで休もっか」

「…けぃちゃん？てごしは？」

「はい、慶ちゃんですよ～てごちゃんはシゲちゃん責めちゃったこと絶賛後悔中ですよ笑」

ほら、と慶ちゃんから言われてソファの方を見ると、金色の塊が…

「しげぇ、ごめんね～！！」

「けいちゃん、てごしのとこ…」

「ん、行っておいで」