はじまりは、おせっかい … tk × in

たかき side ページ26

伊野尾くんとの補習が最終日、


つまりは、みんなが帰ってくる日


「うまそぉ…」


メニューを見ながら目をキラキラさせている伊野尾くん


「なんでも好きなの頼みな？」


「んー…」


悩んでるのかな？

目がキョロキョロしてる笑


「何で迷ってるの？」


「んーと、ハンバーグ定食かサバ味噌定食」


「じゃあ俺ハンバーグ頼むし、半分こしよっか？」


「いいの？！」


店員さんを呼んで定食２つと、トマトサラダを頼む


なんで、俺の好きなもの知ってるの！


ってキーキーうるさい伊野尾くん


いいカッコしようと思って、八乙女くんに聞いたなんて死んでも言えない 笑


伊野尾くんの料理が運ばれてきたから、先に食べていいよって言ったのに


一緒に食べた方が美味しいから待ってる！


だって


本当に健気で可愛い


「「いただきます」」


「たかぎ、めちゃおいしいよ！」


ほぼお米で口をパンパンにした伊野尾くんが嬉しそうに笑う


「良かったね？」


「たかぎは？たかぎのも美味しい？」


「美味しいよ？食べる？」


「うん！」


ハンバーグを一口サイズに切り分けた


「はい、あーん」


「あー、ん、おいしい！」


なーんだ、あーんとか、やりなれてるのか…


恥ずかしがったりするのかな？


なんて期待した俺がバカだった


でも、俺だけ盛り上がってたことになんだか悔しくなって、


「伊野尾くん、間接キスだね？」


って俺が言うと


ぽかんとしてたけど、意味がわかったのか、じわじわと顔を赤く染めた


「ばっ、ばか！」


よかった…


ぜんぜんやり慣れてないじゃん 笑


「ニヤニヤすんなぁ！」




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お久しぶりです。あおのまっしゅ。です！

みなさんあけましておめでとうございます

1月にはこのお話も完結のつもりが、大学のテストなどいろいろバタバタして更新できませんでした

でも、作者は1週間ほど前から春休みが始まりました！

なので、これからどんどん更新していきたいと思います

これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

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