たかき side ページ16
伊野尾くん…
君が、久しぶりに学校に来た日…
君が、圭人と校長先生とかとこれからについて話し合った後…
俺ら、他の職員も呼ばれて、君のことについての緊急会議が開かれた
その後だった…
美術室に入ると、窓辺に佇む夕焼けで色づく伊野尾くんを初めて見たのは…
でも、その顔はすごく辛そうで…
まるで、昔の俺を見てるみたいだった…
君が、クレヨンを盗もうとしたことなんてどうでもいい
ただ、頼りどころのない君を助けてあげたい…
って、そう思ったんだ…
「雄也先生、おはようございます！」
「八乙女くんおはよう あれ、伊野尾くんは？」
「いのちゃん？先生に呼び出されてますよ」
何か用事ですかー？
そう言いながら、パレットを用意する八乙女くん
「ううん、なんでもないよ「なぁ、おまえ！なんで、言わないんだよ！」
突然、ガラガラと乱暴に扉が開かれて、誰かが勢いよく俺の元に走ってきた
そして俺は、胸ぐらを掴まれた
「い、いのちゃん？！ちょ、どうしたのさ！」
伊野尾…くん…？
慌てて八乙女くんが止めにかかってくれてるけど、今の伊野尾くんには聞こえてないみたい
「なんで… おまえは俺に構って来るんだよ！
わけわかんねぇよ…
どうせ…どうせ、俺のこと可哀想なやつだなんて思ってんだろ！」
「伊野尾くん…」
「いのちゃん、落ち着いて？」
「おせっかいなんだよ！」
おせっかい、か…
「い、いのちゃん待って！」
俺の胸ぐらを離して、足早に帰ってった
八乙女くんもその後を追いかける
俺はその場を動けないでいた…
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僕 - この続き気になります！掛け持ち大変だと思いますが楽しみに待ってます！面白かったです！ (2019年5月5日 11時) (
レス) id: 1ee02ce53e (このIDを非表示/違反報告)
希都 - この作品大好きで、続き凄く気になるんですけどもう更新はしないのですか…？していただけたら嬉しいです！ (2018年12月23日 22時) (レス) id: 6465792da0 (このIDを非表示/違反報告)
マミ〜(プロフ) - はじめまして。年の差たかいの最強ですね！！ちびっこ二人にヤキモチやくいのちゃんも可愛いです。続き楽しみに待ってます。 (2018年4月4日 12時) (レス) id: 0525ce8f60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおのまっしゅ。 | 作成日時：2017年5月15日 11時
