▶ 今日は甘えたい日、らしい ページ13
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｢ なーに、どしたの？ ｣
向井｢ ……んー、失敗しちゃった。 ｣
｢ ん、よしよし。｣
私は今日仲良い友達(一般人)と久しぶりに予定が合ったからご飯食べに行ってて、康ちゃんはバライティーの収録だけだから夕方には帰るし私の家に居ていい？って連絡来てて。
私も友達も明日朝から仕事だから21時には解散して、21時30分には家に着いたんだけど、
｢ …っ、びっくりしたあ、どしたの、康ちゃん。 ｣
向井｢ ……もー、遅い。｣
玄関のドアを開けたら康ちゃんがポツンって廊下で座ってて、まるで飼い主を待ってる子供のよう。
そんな康ちゃんは明らか凹んでて、いつもやったら�爐�かえりA〜！�瓩辰独瑤鵑任�るのに、今では私の肩に顔埋めてぎゅうってしてくる。
今日なんかあったんだろうな。
康ちゃんの背中をトントンって優しく叩いてあげればぎゅうってする腕にまた少し力が入って、
｢ 康ちゃん、一緒にリビング行こっか？ ｣
そんな時は思う存分甘やかしてあげることが大切。
部屋にカバンを置いて、洗面所で手洗いうがいして。そうやってる間も康ちゃんはずっとぎゅうって抱きついてる。
背中に大きな荷物背負ってる感じ(笑)
その後ソファーに座っておいで、って言ってあげると嬉しそうに隣座って、いつも通りお腹の辺りにぎゅうって抱きついてきた。
向井｢ 今日な、上手く話せへんかってん。緊張しちゃって、空回りしたっていうか。｣
ボソボソっと今日の反省点を述べてく康ちゃん。
バライティー大好きだし、テレビに出られる事はいつも喜んでるんだけど上手くいかないといつも落ち込んでる。
泣きそうになってる康ちゃんの頭をそっと撫でてあげると次第に寝息が聞こえてきて。
｢ あれ、寝ちゃった？ ｣
康ちゃんの顔が見たくて少し肩を押し距離を取ろうとすると、
向井｢ ……嫌や、離れんといて。｣
なんて言いながら更に密着してくんの。
康ちゃってほんと、可愛いし天使だと思う。
今日もお疲れ様。
そんな気持ちを込めて、すっかり爆睡しちゃってる康ちゃんの額にちゅっとキスをした。
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作者名：るん | 作成日時：2022年11月17日 1時
