#99 Sestet ページ1
ミ「皆お疲れー。茶でも入れようか？」
木「手伝う」
オ「俺も」
白「じゃあ、机の支度してます！」
『私も机の準備しますね！』
ゼ「荷物仕分けとくぞ、ミツヒデ」
ミ「おう、すまん」
帰城してすぐ、それぞれテキパキと動き出す。
ミ「避けろー白雪、A。熱いのが通るぞー」
白「良い香りのお茶ですね〜」
ゼンが言うには、
ミツヒデさんはお茶を入れるのが上手らしい。
オ「では、一息ついたところで...
それぞれの土産を披露しましょうか！」
白「おぉー！」
『ふふふっ楽しみ！』
こうして各々買ってきたお土産をくじで決めた贈り相手に手渡し、開封式が始まった。
ミツヒデさんから白雪へは、石鹸の型と判子。
ゼンから木々さんへは、ガラス細工の石鹸置き。
次はオビからゼンへの贈り物。
(買うとこ見てたけど、ゼンどんな反応するかな...？)
心の中でくつくつ笑った。
オ「俺はこんなのあったんで。はい、どーぞ」
ミ「なんだ？...飴か？」
ゼ「"おまじない菓子。
相手と一緒に食べれば、会話が弾む不思議な飴"...」
『ぷっ』
オ「ふっ！はははははは！！なんですかねえ！それ」
ゼ「おまえが買ったんだろ！！」
オ「でも、ちゃんと美味かったですよ。1個食わせてもらったんでね。
ね！A嬢」
『うん！私も食べたけど、サクサクして美味しかったよ』
オビからゼンへは、珍しい豆入りのおまじない菓子。
これならたしかに城で出ることはないだろう、
と遊び心ありきで2人で決めた。
ゼ「Aがついていながら...けど、ありがとな。オビ」
木々さんからオビへは、お酒に1番合うベーコン。
それを見て皆、笑いに包まれる。
ゼ「ぶはっはははっははははははは！！
だよな...っオビだもんな」
白「うふふっ」
ミ「酒かと思ったけど、つまみだったか」
オビってそんなにお酒のイメージしかないのだろうか。
(私、...ほんとに オビのこと全然知らないな)
改めて思った。それでも恋をしたんだ。
なんて理屈の通らない話なんだろう。
(いつか、皆も知らないオビのことを
知れたらいいなぁ)
次は私からミツヒデさんに。袋をお渡しする。
ミ「Aはハチミツかぁ」
『はい！オビから聞いて』
ミ「ん？最近お茶に色々合わせて試してることか？
よく気付いてたな、オビ」
木「え」
ゼ「おまえ...ひっそりやってるつもりだったのか？」
ミ「え」
側近お二人の目が順番に点になってる。
笑顔が耐えない。
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Mizuna(プロフ) - 更新頑張って下さい！再開するまでお待ちしております！ (5月16日 11時) (
レス) id: 0ed3c8b7be (このIDを非表示/違反報告)
りち(プロフ) - 琥珀猫さん» 応援ありがとうございます！コメントまで下さる方貴重なのでとっても嬉しいです！頑張ります👊 (2023年2月13日 18時) (レス) id: 20e5e2012a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀猫(プロフ) - 続編ありがとうございます！ 更新頑張ってください応援してます！ (2023年2月13日 14時) (レス) id: accff0f67d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りち | 作成日時：2023年2月13日 12時
