げーむちゅうどく(未完)【爆豪】 (ページ8)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:9,183 hit

軽傷8 ページ8

あっ、ここにバリケードが張ってある。

ゆっくり音を建てないように歩く。すると、ある部屋だけバリケードというか、開かない仕組みのドアがあった。

困ったな、これじゃ入れない。壁の方がまだ弱いレベルだ。

そう思って壁に手を置く。もしかしたら壊せるかもしれない。

壁から10m程下がった。

腰を下ろし、深呼吸をひとつ。

「……死ね」

ガッシャーン

「なっ！？」

「………」

足につけていたハンドガンをアダルト少女に向ける。そして躊躇わずに一発。

命中しなかったようで、少女は防弾ベストを作り出す。対策されちゃった。

が、私の方が早い。走って間を詰めると少女は武器を錬成する。だが私の方が早い。

「残念、詰みだよ」

銃口は彼女の眉間にピタリと間を開けることなくくっ付けられている。

「バンっ」

私がそういうと女の子はぎゅっと目をつぶった。撃ってないけどね。

私はそのまま少女を拘束し、核に触れる。私の勝ちだ。

戻ってみるとクラスメイトとオールマイトは微妙な顔をしていた。なんだろう、なんか不味かったかな。

「す、鈴木少女。あの建物の壁、コンクリートじゃなかったかい？」

「覚えてないです」

豆腐みたいに簡単に壊れたのは覚えてるけど。

そのあと評価を頂いた。なんか壁壊すのはヴィランの隙をつけていいけど、たまたま核がその場所にあったら危険だからやめろって言われた。脳筋だからわかんなーい(棒)。