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衝撃告白の入学式から５日。
いよいよ今日より、高校生活スタートである。
杏寿郎が泣きながら連絡先を聞いてきたのを拒否したのは記憶に新しい。
先生と生徒、学園ではそれが割り切れるまで連絡はしないと、Aは笑顔で言い放った。
絶望に満ちた表情で地面とお友達になった杏寿郎は、今でも思い出して笑ってしまいそうだ。
実際、一人暮らしに必要な買い物など忙しくしていたAは、あっという間だった5日間だったわけだが。
「おはようございます！冨岡先生！」
「…おはよう」
門の前に立っている義勇に、元気よく挨拶をする。
返事を返した義勇が、心なしか微笑んでいたことに気付くのはAだけである。
「…ふふ、先生ジャージやっぱり似合う」
「……そうか」
「竹刀持ってるってことは、剣道部の顧問とか？」
「あぁ」
そっか…とAは顎に手を当てる。
「…私も入ろうかな、剣道部」
「！！」
「おはようA！冨岡先生おはようございます！」
「ピアスを外せ」
「へぶっ」
義勇の竹刀が炭治郎の頬にクリーンヒット。
…いや絶対痛い。
「だ、大丈夫！？炭治郎っ」
「いてて……平気だ、」
「A、…煉獄に連絡先を教えなかったそうだな」
げ、というように苦笑いをしたAに、義勇はため息をついた。
炭治郎も思わず声を上げる。
「えぇ！？なんでっ！？」
「…だって、学校でも杏寿郎でいようとするし…」
「？？」
「…あの日は、探し続けたお前を見つけて舞い上がっていただけだ。…ちゃんと割り切れるだろう」
「……そう、ですよね、」
信用してやれ。
そう言って背中を向けた義勇に、小さく息を吐いた。
信用していないのではない。
…突然の事に、まだ心の整理がついていないのだ。
いつか来る再会に備えて、ある程度心の準備はできていたにしても
まさか開口一番、新入生の前で、愛を告げられるとは。
さすがに、恥ずかしい。
「…しかも全然前と変わらずカッコいいんだよなぁ…」
「？何か言ったか？」
「、ううん！いこ、炭治郎」
せっかくまた会えたのだ。
恥ずかしがっている場合ではない。
今までずっと、待っていてくれたのだ。
……私も、ちゃんと応えたい。
Aは一つ決心をすると、
軽い足取りで教室へと向かった。
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ユリア(プロフ) - さやさん» こんばんは！こちらにも来て下さりありがとうございますっ(*´ω`*) そんなふうに言ってもらえて嬉しい限りです…(*^^*) (2021年4月11日 3時) (
レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 大好きなシリーズの続編が読めて幸せです!!そして、ユリア様の文も好きなのですが※のあとのユリア様の一言コメントが可愛らしくて堪らなく好きです(^o^) (2021年4月11日 2時) (レス) id: d03059f13e (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - manappleさん» そんな…嬉しいです！(;_;) 今回は甘えん坊兄上をお届けしました！笑 週末暴走兄上！わっしょーい！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
manapple(プロフ) - 続編嬉しい！終わらないの嬉しい！！もはやユリアさんの煉獄さんなしには生きていけないです(´∀｀)日々きゅんをありがとうございます！週末最高！わっしょーい！ (2021年1月18日 22時) (レス) id: 6c2aa07252 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 鈴猫さん» ﾑﾌﾌ( ´∀｀) 気に入ってもらえてよかったです( ´∀｀) ギュンギュンしちゃいましたか…(ﾟ∀ﾟ) 駄々っ子兄上でした笑 (2021年1月18日 20時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア
| 作成日時：2020年12月30日 16時
