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「登校二日目のテンション？それ」
ガラリ、と教室のドアを開ける。
そう声を掛けてきた善逸の肩に、ぽすっと寄り掛かった。
「おはよう善逸…」
「おはよ、…どうしたの？」
「…色々あって昨日眠れなくて……朝ご飯も食べ損ねた…」
一体何があったんだ。
煉獄さん関連かな？とそれ以上聞くことはしなかったが、さすがに心配になる。
「ちょっと待って、炭治郎にパン持ってきてもらうように頼んでみる」
「…パン？」
「あいつの家、パン屋なんだよ。炭治郎、毎朝パン1000個焼いてから学校来てんの。すごいよな」
…いや、炭治郎いい子すぎる。
今世では炭じゃなくてパンを焼いてるのか…
パン…食べたい…お腹すいた…
と、ここであることに気付く。
「何で善逸、私には他の女の子みたいに興奮しないの？」
「いや言い方！！…Aちゃんはほら、煉獄先生いるし…あの頃の二人を知ってるからさ」
「あー…それもそっか」
てっきり色気も何もないってことかと思った、と笑うAに、まさかと首を振る。
間違いなく、学園内でもトップ争いに入る美女だ。…いや美少女かな？
「Aちゃんより可愛い子ってそうそういないよ」
「え、照れる。…ふふ、ありがと」
「我妻お前死にてーの？」
善逸とAのちょうど真ん中、突然現れたその人に。
びくぅっと身体を震わせた。
当の本人は、呑気に風船ガムを膨らませている。
…物騒な事言ってなかったか？
「びっ…くりした、宇髄先生？」
「急に現れないで下さいよ！！ていうか死ぬって何！？」
「あいつに聞かれたらお前派手にあの世行きだろ」
「聞かれてないよねぇ！？言わないよねぇ！？お願い黙っててぇぇええ！！」
「落ち着いて善逸っ！いくらなんでも、そこまでは……うん」
「諦めたよね！？今諦めたよね！？」
す…と目を逸らしたAに、泣きながら訴える。
それを面白そうに笑う天元。相変わらずだ。
「それより先生、どうしたんですか？」
「今日委員決めあんだろ。お前美術委員なれよ」
「え"、何で」
「あぁ？お前昔俺様に派手に世話になっときながら…忘れたとは言わせねぇぞ」
「世話になったのはきょ…煉獄先生のほうでしょ！！」
「ちょっとちょっと。目立ってますよ輩先生」
「お前は風紀委員な」
「はぁ！？ちょ、何勝手に…っ」
「毎朝校門で制服チェックあるぞ」
「俺がやらずに誰がやる」
ドヤ顔の善逸。うん、動機が邪だけど。
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ユリア(プロフ) - さやさん» こんばんは！こちらにも来て下さりありがとうございますっ(*´ω`*) そんなふうに言ってもらえて嬉しい限りです…(*^^*) (2021年4月11日 3時) (
レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 大好きなシリーズの続編が読めて幸せです!!そして、ユリア様の文も好きなのですが※のあとのユリア様の一言コメントが可愛らしくて堪らなく好きです(^o^) (2021年4月11日 2時) (レス) id: d03059f13e (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - manappleさん» そんな…嬉しいです！(;_;) 今回は甘えん坊兄上をお届けしました！笑 週末暴走兄上！わっしょーい！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
manapple(プロフ) - 続編嬉しい！終わらないの嬉しい！！もはやユリアさんの煉獄さんなしには生きていけないです(´∀｀)日々きゅんをありがとうございます！週末最高！わっしょーい！ (2021年1月18日 22時) (レス) id: 6c2aa07252 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 鈴猫さん» ﾑﾌﾌ( ´∀｀) 気に入ってもらえてよかったです( ´∀｀) ギュンギュンしちゃいましたか…(ﾟ∀ﾟ) 駄々っ子兄上でした笑 (2021年1月18日 20時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリア
| 作成日時：2020年12月30日 16時
