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すごく、

失礼な態度ばかりをとってしまった。



アパートへ帰り着いた私は、

そのままベッドにダイブする。


まさか、
記憶を持った柱の人達と出会うなんて。


あの居酒屋でアルバイトを始めて、結構経つ。


彼らが来たのは、今日が初めてだ。



あんなに挙動不審で、

多分もう、関わりたくないと思われたはず。


…きっと二度と、会うことはない。





「…相変わらず、かっこよかったなぁ…」





風貌も、声色も、

何一つ、前世と変わりなかった。


学校の先生かぁ…

きっと、モテモテだろうな。





「…元気そうで、よかった」





一度だけでも、

ああして会話が出来た。


それだけで、十分だ。


それだけで、

…いい思い出になる。







はずだった。









「いらっしゃいま……せ…?」

「うむ!また来てしまった!」





にこやかに。

さわやかに。



笑顔で声を上げたのは、

昨日思い出の人になってもらったばかりのその人で。



あれ、

何で?





「さすがに連続ではやり過ぎかと思ったが、一つどうしても確かめたい事があってな!」

「…た、確かめたい…こと…?」

「うむ!もちろんちゃんと食事もさせてもらう!」





そう言って、
カウンターに座った煉獄さん。


メニューを楽しげに見ている彼に、

私は唖然とした。



確かめたい事って、一体何なのだ。


その為にわざわざ、一人で…?



ぐるぐると頭の中が回る。


そんな私を気にするようでもなく、

煉獄さんは笑顔で声を上げた。





「Aさん!烏龍茶と、何かさつま芋を使った料理はないだろうか!」

「ぅえっ!?」

「んん!?どうした!?」

「なっ…何でっ…な、まえ…」

「!すまん、昨日店員さんに聞いたのだ!」





勝手に申し訳ない、

と眉を下げた煉獄さん。


嫌だったわけじゃない、

…むしろ、





「いえ、あの……年下なので、呼び捨てでも構いません」

「む…しかし、」

「烏龍茶と、さつま芋料理!お持ちしますねっ」

「あ、ああ、頼む!」





私の、馬鹿。









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ちゃも(プロフ) - すごく好きな内容でした!キュンキュンしたり感動の涙を流したりしてしまいました!続編待ってます! (2023年1月11日 1時) (レス) @page50 id: fdbe52dffa (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 澪凪さん» 最後までお付き合い下さりありがとうございましたー!。゚(゚´ω`゚)゚。 亀更新ですみません。゚(゚´ω`゚)゚。 また長編書く際も読んでもらえると嬉しいです! (2021年11月29日 12時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - 京華さん» 長らくお待たせしてしまって申し訳ないです。゚(゚´ω`゚)゚。 完結まで見届けて下さって感謝しかありません。゚(゚´ω`゚)゚。 ありがとうございました! (2021年11月29日 12時) (レス) id: 20317e0f29 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - 完結おめでとうございますっ!!いやもう素晴らしすぎてトリコになっていました!!!お疲れ様でした!!!! (2021年9月29日 21時) (レス) @page50 id: f9618e512a (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 完結おめでとうございます!ユリアさんの煉獄さんは格好良くて本当に大好きです!ユリアさんの煉獄さん愛が滲み出すぎて私は毎回溺れています、笑...不甲斐ないなんてとんでもない!更新嬉しかったです!ありがとうございました!!! (2021年9月27日 23時) (レス) @page50 id: 483ff1bb3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユリア | 作成日時:2021年3月27日 23時

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