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あのおじさんは、結局「ルーカス」という人物の名前を大きな声で頭を押さえながら言って倒れてしまった…。
完全に気を失っているみたいで、ツンツンしてみても反応はなかった。あっても困るけど…。
レイ「よーし！とりあえず
エマ「レイ……」
あははは…レイらしいよ。
両手にちゃっかり握られているおじさんの手帳とペンにまた僕は頼もしさを感じた…。
シェルターの中は色んな設備が揃っており、お風呂も洗濯機も畑まで揃っていた。これほどしっかり造られていれば確かに僕たちみたいな子にも安全な生活が送れるだろう。
ミネルヴァさんが僕らのために作った…建物。
中を一通り探索した後、ご飯を作る準備をした。元からあの洞窟でみんな手際のいいものになっていたし、畑のとれたての野菜とか使って軽くスープを。
レイ「今日は布団を敷いてみんな早く寝よう。あのオッサンが起きる前にまだ調べられるとこは調べとかねぇと。」
エマ「うん、そうだね。」
そっか、ここには布団もあった。久しぶりの布団だ。ハウスでは当たり前の布団だったけど脱走してからは地面の上で寝てたからちょっとワクワクしてる。
布団というワードにみんなも楽しみなのだろうかそわそわしている。
ギルダ「お風呂もあったし、明日起きたらお風呂入りたいね。」
エマ「そうだね。やっと蒸しタオルで体をふく以外のことができるよ。」
お風呂かぁ…。入るのはとても嬉しいけど、みんなで入ると恥ずかしいんだよな…、だって顔見えるし、何気に僕の顔をはっきり見たことあるのってエマとレイとノーマンとママくらいだし。
A「お風呂…。」
レイ「……１人で入りたいんだろ？」
A「え、まあ。できれば…。」
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名無し - この作品が止まってしまってから結構経ってますけど今読みました…好きです…続きは急がなくていいので書いてくださると嬉しいです🙌🏻 (10月29日 8時) (
レス) id: bfbc9ce668 (このIDを非表示/違反報告)
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