僕らは食用.人間2［約束のネバーランド］ (ページ12)

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　レイが“イソギンチャク”を見つけて水をボトルの中に入れると、本当にあることにまた驚いた。

　やっぱりあの本はすごい…！

　
エマ「“外”は確かに危険がいっぱい、知らないことも、敵も多い、予想よりずっと…でも大丈夫。

　私たちは1人じゃない。
　
家族がいる、味方もいる。ミネルヴァさんに会いに行こう！」
　

　エマの一声でさらにみんなのやる気が見えた。

　僕らはまた歩き出し、光のない森の中を進んでいく。

　笑いながら、少しずつ…着実に…。

　バキッ！

A「なんか今…木が割れる音がしなかった？」

ギルダ「うん…ちょっと奥から…。」

　ピタッと動きが止まり、耳を澄ます。少しずつ聴こえてくるその足音は…。

ナット「嘘だろう…またなのか…。」

　目視できた時…それは…見たこともない生物で…

　頭をよぎったのは…“鬼”と言う一文字だった…。

レイ「逃げろ！！！」

　

　
　後ろを振り向かないように走る、けど、どんな生物に追いかけられてるのか知りたくて少し後ろを振り向いた。

　見てしまった感想は…気持ち悪い…。

　初めて会う、鬼という存在につい好奇心が勝ってしまった。見なければよかったと反省する前に、鬼はどんどん近づいてくる。

「「「うわぁあああああ！！！」」」