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レイside
エマとギルダと分かれて4人で寝室まで帰った。
和解したのはよかったが、あれからAと顔が合わせられない。
俺がスパイだと知って…幻滅しただろうか。
エマが俺をスパイだと言った時のAの顔が忘れられなかった。悲しんでいるような…苦しんでいるような…。
ドン「おい、A。ここで寝るなよー。」
A「ドン、うるさい…。 ちゃんと起きてる。」
ノーマン「足元はおぼつかないけどね。」
A「うー…。」
ゆらゆらと今にもここで眠ってしまいそうな雰囲気のAを見て、イヤイヤと首を振る。あの時にみんな確認したんだ。……大丈夫…大丈夫…。
ノーマン「目をそんなにこすっちゃダメだよ。赤く腫れちゃうからね。」
そう言ってノーマンはAを両手の親指で軽く瞑りかけている目を触れた…。
それを見て、触れないでくれという声が小さく出た。本当に一瞬でよかった。2人は気づいていないし、誰もこっちを見ていなかった。
今の俺の顔は嫉妬でいっぱいなのだろうか、それとも後悔でいっぱいなのだろうか……。
寝室まで着くと、ノーマンが当たり前のように、Aをエスコートしてベットまで行った。ノーマンは送ったらすぐに自分の布団に入った。
そっとそばに近づいた。
レイ「なあ…俺のこと嫌いになった…？」
A「…な…んで…？」
ゆっくりとかすれかすれで聞こえてきた声。眠いのを我慢しているのがよく分かった。けど、眠ってくれて構わない。
レイ「…だって…俺はスパイで…全部知ってって…。Aも…泣かせたし…。」
A「う…ん……。」
本格的に目が開かなくなっている。けど、これだけは言わせて欲しかったんだ…。
レイ「俺…俺は…Aに……“兄弟”としてじゃなくて…“1人の男”として見て欲しいんだ……。Aのことが、1番大切だから…。」
もう完全に眠ってしまったAを見て、思わず、小さな笑いが溢れた。
眠ってしまったAに近づく。可愛いし綺麗な顔をしている。
レイ「おやすみ…。」
軽くおでことおでこを合わせて、俺も自分のベットに帰った。
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お恋慈(プロフ) - めちゃおもろじゃん👀 (2021年9月24日 14時) (
レス) id: 8a3ccd3cb1 (このIDを非表示/違反報告)
Rhea(yuuka)(プロフ) - 長芋さん» 楽しみにしていただけるなんてとっても嬉しいです！！不定期更新なので本当に申し訳ありませんが、これからも面白いと思ってもらえるよう頑張りたいと思います！！これからも更新頑張ります！ (2021年7月12日 19時) (レス) id: a65fa1ea2e (このIDを非表示/違反報告)
長芋 - 更新ありがとうございます！！凄く楽しみにしてました！話しは全部面白いしいつも楽しませて頂いてます。これからも応援してきます！！ (2021年7月12日 15時) (レス) id: d1a0e33188 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - カニミルさん» そう言っていただけて嬉しいです！！ これからも少しづつですが程々のペースで更新したいと思います！ (2021年6月26日 17時) (レス) id: a65fa1ea2e (このIDを非表示/違反報告)
カニミル - いつも面白い内容で私には多分絶対書けないです！！面白いです！応援してます程々のペースで更新楽しみにしてます！ (2021年6月25日 15時) (レス) id: 74aa4c5e46 (このIDを非表示/違反報告)
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