刀解して本霊の元で休もうと思ったら、小さくなって再スタートした (ページ5)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:15,447 hit

ジジイか？？？？？ページ5

あれからさらに数日が経ち、最近は源氏兄弟と縁側で茶を飲む日々を過ごしている大包平だ

出陣はしないし、演練は事情が事情なので行けていない。そのことを聞こうとしたら源氏兄弟の無言の圧力が凄かったのでやめた。

地雷と理解して踏み抜くような真似はしたくない
地雷を踏んでは痛い目を会うことは前本丸で体験済みだ。

ここの本丸の源氏兄弟は大分ジジ臭い。いやジジイなんだが.......
今だって俺を挟むように茶を飲んでいる。立つ時なんてよっこいしょだのどっこいしょだのどうもジジ臭い

俺の前本丸の源氏兄弟はジジイというより妖怪が化けた感じがする。浮世離れした話し方と仕草だからだろうか。

膝「そろそろ夕餉を作らなくてはならないぞ、兄者」
髭「ありゃ、もうそんな時間かい？僕達は今から夕餉を作りに行くけど、大包平はどうする？」
大「おれはここにのこってる。わるいができたらよんでくれ」

俺がそう言うと、分かったと言って源氏兄弟は去っていった。
別にやることはないが、かといってあいつらと一緒にいても俺に出来ることはない。身体が大きかったらまだ手伝えるんだがな.......

俺は縁側に座りただ庭を眺める。
庭は相変わらず雑草が無造作に生えている。歌仙が見たら雅じゃない！！！、と卒倒していたことだろう。そんなことを考えて縁側に座っていると

ガタッと門が開いた。
可笑しい、俺が目覚めてから門が開くなんて一度もなかった。外部の者か、なら連絡は出来るが源氏兄弟はどうする。今あいつらはかなり精神が不安定だ
今ここでの接触は少し、いやかなり危険すぎる
俺は少し身構えていると

門から出てきた人物に目を見開いた。鶯色の刀剣男士、忘れるわけがない兄であたるであろう鶯丸がこちらに驚きの視線を向けている
他にも刀剣男士もいるようで俺の姿を見ると皆目を見開いて固まっていた。

何故だ、小さくなっただけだろう。亜種は他にも沢山いるだろ、何故そんなに驚いているんだ