お前ら....俺も平安生まれだぞ......... ページ4
あれから数日過ごして思ったことがある
この兄弟はかなり俺に過保護だ
そして俺の見た目と相応の対応をしてくる
詳しく言うと、俺の後を着いてきたり
抱き上げて歩いたり
外に出るときは声をかけなくちゃいけない
これらはまだ耐えられるのだが
大「なぜあいつらはにんぎょうをおれにあたえたんだ...」
あの兄弟は俺に手作りの兎の人形を渡してきたのだ
ちなみに本体は髭切、服は膝丸の手作りだそうだ
俺が乱だったら話は分かる
俺の見た目からすると無邪気に外で駆け回る元気な男子だと思うのだが
今の言葉で言う、あんばらんす?ではないだろうか
貰った物なのでちゃんと大事に持ってはいるが...
この兎が地味に重くて大きい
俺より少し小さいくらいで引きずらないように必死に持ち上げなくてはならない
これでは俺が歩いているのか、兎が歩いているのか分からない
源氏兄弟曰く
髭「張り切って作っちゃったら大きくなっちゃった」
膝「兄者が人形を作っていたのは知っていたが.......まさかここまで大きな物だとは思わなかった。今更作り直しも気が引けるから、俺が合わせて作ってしまった。すまないな」
と言われてしまった
そこまで気合いを入れられてしまえば、こちらも文句も言えない
大「そうか、わざわざおれのためにつくってくれたのか...かんしゃする」
そう言うと源氏兄弟は嬉しそうに誉桜を散らした
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作者名:立ち寝 | 作成日時:2019年4月21日 20時