冷静沈着ネガティブな俺が美の結晶に成り代わったらしい (ページ20)

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鶯丸からの相談ページ20

大「.....わかっ..た...信用...す..る」
鶯「...！そうか。ありがとう大包平」

そう言うと鶯丸は抱きしめる力をさらに強くした。
横顔をチラリと見ると心底安心したように微笑む彼の姿があった。俺は自然と手を彼の背中に回す。

大「うぐ...いすまる。は...なしが...あったの..だろう？」

俺のその言葉に鶯丸は体を離し、少し困ったように笑う。

鶯「あぁ、そうだったな。話があって来たんだ。お願いがあってな。これは大包平が嫌だと思うなら嫌と言っていい。」

俺は無言で続きを促す。

鶯「......主に、審神者に会ってほしい。無理を言ってる自覚はあるが、少しだけでいい。目を合わせて終わりでもいいんだ。出来たら考えてほしい」

それと、繋げて鶯丸は言う。

鶯「俺達刀剣男士、審神者、本丸中の者がお前を傷つけるつもりはない事も頭に入れてほしい。」

そう鶯丸は言う。
俺は、

大「いい....ぞ。だが....今俺は...喋るのが...遅い....それでも......いいなら...に...なるが....」

俺は一生懸命に喋る。伝わってるか心配になってしまう。そんな俺の拙い喋りを鶯丸は一語一句聞き逃さないように真剣に聞いてくれる。

鶯「分かった。主にそう言っておこう。ありがとう、大包平。お前は本当に勇気ある刀剣男士だ。ありがとう。」

鶯丸はそう言いにこりと笑った。