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彼の記憶2 ページ12
審神者は折った
彼の仲間を
大包平には誰だか分からない誰かが目の前から消えた様にしか思えなかった
だが、酷く悲しいと思った
いつしか、彼の心は壊れてしまった
いくら記憶がなくとも目の前から人が消え続ける所を見れば精神的にも悪影響なものだ
それに大包平は詳しくは覚えていなかったが
その人達が大切なのは感覚的に理解していた
審神者が望む人形になってしまった
自分の無力さに、大切な人を思い出せないことに
絶望して
むしろよく持っただろう
そして日が巡る
刀剣達は堕ち
審神者は何処ぞへ逃げ
他本丸が大包平を助けに行き
そして、
大包平の器には人間が入り込む
そして物語は進み始める
イレギュラーを引き連れながら
行き着く先は、ハッピーエンドか
はたまた、バットエンドが
それは誰にも分からない
大包平が上手くやることを祈るしかないだろう
今日の誤字
はっぴエンド
行き着き
祈るしかにあいだろう
は？( ﾟдﾟ)
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作者名：立ち寝 | 作成日時：2019年4月6日 15時
