第九夜 ページ12
騎士ってそうやって守るんだなあ〜。でもなんで役職持ちの梅雨ちゃんじゃなくてわたし？
順に回ってるのかな、でもいままで動いてなかったって..
爆豪「おいテメエ、ここ来てからマトモに飯食ってねえだろ。」
『りんご食べてるよ。』
爆豪「りんごで栄養摂れると思ってんのか！？あぁ！？馬鹿か。果物なんで水分と糖分でしか
ねえんだぞ..。どうりで顔色わりいわけだ。」
『そうなの！？簡単に栄養摂れそうかと思ってりんご食べてたんだけど...。』
爆豪「食欲ねえなら栄養補給ゼリーもある。冷蔵庫に入ってんぞ..。あれずっとしゃぶってろ。」
『う、うん。ありがとう！』
爆豪「...。」
爆豪くんって、りんごに詳しいのかな。キ〇ィちゃんみたいだね。(鈍感の象徴)
爆豪「.....テメエ、半分野郎のこと好きだろ。」
『えっ、な、なんでそうなったの！？』
爆豪「最近あいつに避けられて始終キョロキョロしてやがるし、そもそも仲良かったろ。
今朝なんて分かり易いなんてもんじゃねえ。あいつがまだ来てねえからって神様にお願いでも
するみてえにそわそわしてたじゃねえか。」
『いや、別に、ちっちゃいころからずっと一緒で、隣にいないと落ち着かないっていうか...。
別にそういう好きじゃないよ！！！』
爆豪「じゃあ文句言うんじゃねえぞ。」
次の瞬間かっちゃんに覆いかぶさるように抱きつかれた。
『どうしたの！？なんかあったの？』
爆豪「人狼ゲーム、怖えか？」
『まっ、まあ、そりゃあ..。』
爆豪「俺も.....怖えよ。」
騎士は、自分を守れない。自分が人狼に選ばれたら腕輪で殺される。
爆豪くんだって強がってるけど人一倍恐怖を感じてるんだ。梅雨ちゃんだって。
『わたしもこのゲームは怖いけど、絶対クリアしたいと思ってるよ。』
かっちゃんのでっかくて頼もしい背中に手を回し、片手でぽんぽんと優しくたたいた。
爆豪「おう。絶対生きて帰るぞ。」
『約束、ね。』
爆豪「テメエが死ぬんじゃねえぞ..。」
『かっちゃんもね。』
その後明日に備えて寝ようと言っていたが、部屋に２つもベッドがあったのはこういうことか
と理解する。
『おやすみ。』
爆豪「うるせえ早く寝ろカス。」
う...いつもの口調に戻ってる...。
おやすみかっちゃん。
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shio(プロフ) - とても面白いです！続き待ってます！ (2021年12月8日 22時) (
レス) @page16 id: 8c8b2b6f4b (このIDを非表示/違反報告)
天喰ﾀﾏｷ - とても面白いです！更新頑張ってくださいね！！応援してます！！ (2021年1月22日 16時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス少女 - 続き頑張ってください。 (2018年10月20日 12時) (レス) id: 75168e9d82 (このIDを非表示/違反報告)
爆殺王(プロフ) - みっちねぇさん» ありがとうございます！至らぬところばかりですがそういっていただけるとすごく励みになります！更新がんばります！ (2018年8月23日 17時) (レス) id: 58b5fa2dc2 (このIDを非表示/違反報告)
爆殺王(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2018年8月23日 17時) (レス) id: 58b5fa2dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爆殺王 | 作成日時：2018年8月11日 16時
