コナンの彼女は誰もが認める可愛い女の子『絶海の探偵』

９話〜中排水装置〜 ページ11

突然、艦内にグコゴゴゴゴゴォォン･･･と不穏な轟音が響いた



あなた｢な、何今の音？｣



あなたはおびえた顔でコナンの服を掴んだ



コナン｢大丈夫だ｣



コナンはあなたの手を握りしめた



あなた(･･･コナンの手って何故だか凄く安心する)



あなたが安心した表情になると、眠っていた小五郎が突然｢ヌオッ！！｣と声を上げて目を覚ました



小五郎｢何だ？何が起こった！？｣



不気味な音に驚いて立ち上がり、キョロキョロと周囲を見回す



井上｢大丈夫です。落ち着いてください｣



井上がなだめると、小五郎は｢ヘッ！？｣と前を向いた

その口元からはよだれが垂れていて



欄｢ちょっと、お父さん！｣



欄が慌てて声をかける



井上｢今の音は、中排水装置が海水を大量に吸い込んだ時などに起きる音です。落ち着いてお座り下さい。それと･･･｣



井上は自分の口元を指さした



井上｢口元の中排水弁が緩んでいるようなので、気をつけてください｣



乗客からドッと笑いが起こり、小五郎は慌ててよだれを拭いた



小五郎｢いやぁ〜どうもどうも｣

蘭｢お父さん！お願いだから座って！｣



周囲の乗客に手を振る小五郎に、蘭は顔を真っ赤にさせながら注意した

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