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34話〜白き龍の腕〜 ページ3

私達が茂みに隠れるのと同時に、沢山の男の人達が出てきた

こういう者達の事を「山賊」とハクに聞いたことがある



山賊「こんな所にエモノがいたぞ」

山賊「なんだよ」

山賊「大したモンは持ってなさそうだな」



山賊達はニヤニヤしながら喋っていた


山賊達の人数は30人以上はいると思う・・・

それでも2人とも余裕そうだった



ハク「・・・なんだ山賊か」

キジャ(?

キジャ「なんだとはなんだ?」



キジャ達が余裕そうに喋っていると、山賊の1人が私達に気が付き、言った



山賊「そうでもねぇぜ」

山賊「あっちに女が3人」



その言葉にユンは山賊達に聞こえないくらい小さな声でツッコミを入れた



ユン「美少年だよ」(ポソッ

名前、ヨナ(苦笑い



私とヨナはユンの言葉に苦笑いを浮かべた


私達がまたキジャ達の方を向くと、山賊の1人が
キジャの顔に刃物を当てていた



山賊「この兄ちゃんなんか良い身なりだし、売れそうなツラしてやがる」

キジャ「ーーおい」

キジャ「まだそなたらの詳しい事情を知らんのだが、とりあえず刻んで構わんのだろう?」

ハク「隠れてても構わんよ」



ハクの言葉にキジャは(ニヤリ)と笑った



キジャ「誰がーー」

山賊「ん?何だ兄ちゃん」

山賊「震えてんのか?」

山賊「心配すんなって」

山賊「大人しくしてりゃ殺したりしねーから・・・」



そう言って山賊の1人はキジャの手に触れようとした・・・その時


バチ(火花が散る



山賊「うわッ」



(バチ)という音とともに山賊は手を抑えながら
後ろに倒れた



山賊「ぐ・・・あ」

山賊「どうした?」



仲間の1人が近寄ると、顔を青くさせながら喋った



山賊「わかんねーけどこいつの手・・・沸騰してるみ
てェに熱い・・・」

山賊「はあ?何バカ言って・・・」



山賊はそう言ってバカにしていたが、キジャの手を見ると先程の1人と同じように顔を青ざめた

そんな山賊を見てキジャはただ冷たい視線を向けていた



キジャ「不用意に・・・触れぬほうがよいぞ」

キジャ「数千年・・・姫と主を守るために待ちつづけたこの力・・・」

キジャ「わたしでさえ抑えがきかぬ」



キジャがそう言うと、キジャの右手は大きくなった



山賊「うわあああ」

山賊「何だあの腕!?」



キジャの手を見ると山賊達は悲鳴を上げた



キジャ「待たせたな」

キジャ「白き龍の腕」



キジャはそう言うと山賊の数名を一瞬で切り刻んだ・・・

35話〜化け物〜→←33話〜誰か来る〜



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設定タグ:暁のヨナ , 四龍 , 続編   
作品ジャンル:恋愛
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宇坂 初菜(プロフ) - 光景が後継になってますよ!面白いです! (2020年2月3日 14時) (レス) id: 2938947de7 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - 続きが楽しみです。更新頑張ってください (2016年10月19日 21時) (レス) id: d38fce9ac2 (このIDを非表示/違反報告)
スカサハ(プロフ) - 面白いです! 更新楽しみにしてます。 (2016年10月16日 20時) (レス) id: aafdacde88 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ - 更新楽しみにしてます (2016年10月2日 0時) (レス) id: 16585850e1 (このIDを非表示/違反報告)
belle - 早く続きが読みたいです! 楽しみに待ってます\(´ω`)/ (2016年9月22日 16時) (レス) id: 9e5664c6de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁のヨナLOVE | 作成日時:2016年9月11日 11時

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