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「おはよう、A。」
『おっ、おはよう....』
『壱馬。』
私が幻だと思った人物は、本物だったらしい。
目の前には、スーツを身につけた壱馬がいた。
「あ、おはよう。壱馬くん。」
「じゃあ、私先行くね」
すみれは壱馬に挨拶をした後、ちょうど1階に着いたエレベータに乗り込み私を置いて行ってしまった。
そんな彼女を見送って、再び彼に疑問をぶつける。
『なんでここにいるわけ』
「あれ、言ってなかったっけ？」
『聞いてません』
昨日飲んだ時会社の話はしたけど、彼は営業部としか言っていなかった。
ちなみに私は経理部。
「てっきり知ってたんかと思ってたんやけど、ここ社員多いし知らんか..笑」
「まあ、改めてよろしくって事でまたお昼な？」
『えっ、ああ、うん。』
ﾋﾗﾋﾗと手を振って去っていった彼を見送り、数秒考える。
また昼なって言った？今。
まさか....ね。
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フルール(プロフ) - 愁(ｼｭｳ)さん» いつも読んで頂いてありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。不定期になりますが、今作も楽しんで頂けるよう頑張りますね(^^) (2021年1月3日 20時) (
レス) id: b1c3d2b542 (このIDを非表示/違反報告)
愁(ｼｭｳ)(プロフ) - 新作スタート、おめでとうございます。そして、今年も宜しくお願い致します。切ない始まりですが……先の色々な出来事を想像させて貰える展開に、新たな楽しみが増えました。くれぐれも、ご無理のない様に進めて下さいね。 (2021年1月2日 20時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルール | 作成日時：2021年1月1日 19時
