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『....壱馬があんな事言うから思い出しちゃったじゃん』
北人がいない日々に慣れたつもりでも、突然無性に寂しくなる。
また、笑って帰って来てくれないかな。
今どこで何してるの？
特殊な力があれば、そんな事簡単に分かるのかな。
なんて考えても解決しない。
今日はもうお風呂に入って寝よう。
そしたら忘れられる気がするから。
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太陽は、沈めばまた登る。
私は今日もまた満員電車に揺られ、会社へと出勤する。
会社のエントランスを抜けると、反対側の入り口から入って来たらしいすみれと鉢合わせた。
「おはよ、A。」
『おはよう、すみれ。』
「昨日、いい感じだったね。壱馬くんと」
『いや、普通に話してただけだよ？
すみれの方こそ神谷さん？だっけ？いい感じだったじゃん』
「そう、バンドマンなの彼。デートの約束しちゃった」
なんて、すみれは言ってるけど、バンドマンって...大丈夫なの？と内心思う。
彼女が幸せそうならとりあえずいいか、様子見だなと納得して再び歩き出そうとすると、昨日連絡先を交換した彼の姿を見つける。
『....え、なんで？』
私はとうとう幻でも見るようになったのかな。
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フルール(プロフ) - 愁(ｼｭｳ)さん» いつも読んで頂いてありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。不定期になりますが、今作も楽しんで頂けるよう頑張りますね(^^) (2021年1月3日 20時) (
レス) id: b1c3d2b542 (このIDを非表示/違反報告)
愁(ｼｭｳ)(プロフ) - 新作スタート、おめでとうございます。そして、今年も宜しくお願い致します。切ない始まりですが……先の色々な出来事を想像させて貰える展開に、新たな楽しみが増えました。くれぐれも、ご無理のない様に進めて下さいね。 (2021年1月2日 20時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルール | 作成日時：2021年1月1日 19時
