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『もう仕事終わったの？』
「ああ、うん。終わった」
『そっか、お疲れ様』
「なあ、ちょっと時間ある？」
『う、うんあるけど…』
じゃあちょっと付き合って。と連れてこられたのはすぐ近くの公園。
「はい、これ」
壱馬は私をベンチまで誘導した後、いなくなったかと思えば再び戻ってきて私に缶コーヒーを手渡した。
『ありがとう』
「で、？何があったん？浮かない顔して」
壱馬の目が見れなくて、少し俯く。
そんな私を彼は心配そうに覗き込んだ。
北人のこと言うべきなの…？
いつも真正面から向き合ってくれる彼に隠し事はしたくない。
私は意を決して口を開いた。
『さっき彼に…北人に会ったの。』
『海外に行ってたんだって、勉強に。最近戻ってきたって』
そこまで言い終え、壱馬の方を見る。
悲しそうな顔で彼は微笑んでいた。
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フルール(プロフ) - 愁(ｼｭｳ)さん» いつも読んで頂いてありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。不定期になりますが、今作も楽しんで頂けるよう頑張りますね(^^) (2021年1月3日 20時) (
レス) id: b1c3d2b542 (このIDを非表示/違反報告)
愁(ｼｭｳ)(プロフ) - 新作スタート、おめでとうございます。そして、今年も宜しくお願い致します。切ない始まりですが……先の色々な出来事を想像させて貰える展開に、新たな楽しみが増えました。くれぐれも、ご無理のない様に進めて下さいね。 (2021年1月2日 20時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルール | 作成日時：2021年1月1日 19時
