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北人くんのお陰で、到着ギリギリまで寝ちゃってた私。
起きた頃には、降りる駅の1つ手前で。
座席のポケットに挟んでいた飲み物や手に持っていたスマホを慌てて片付けて、電車を降りる。
みんなとまたね、と挨拶を交わし、家が近いいっちゃんと家までの道を歩き出す。
『ほんと楽しかったね。』
「ね、」
私がそう言うと、頷くいっちゃん。
今回の旅行で皆の仲がもっと深まった気がする。
旅の思い出を2人で振り返りながら歩いていると、いっちゃんが前を向いていた私の視界から外れた。
不思議に思って、後ろを振り返るとただ黙ってこちらを見つめる彼。
その後、俺さ、と口を開く。
「線香花火1位の言うこと聞いてもらうやつ、まだ何もしてもらってないんだよね。」
すっかり忘れていたがそういえば、いっちゃんはあの時思い浮かばないから後で。って言ってたような。
そんな事を思い返していると、いっちゃんは私を見つめたまま続けて言う。
「俺とデートしてよ。」
『え！？』
今、デートって言った、、？と大混乱する私。
デートなんてしたことないし、！
「いいじゃん、ダメ？」
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フルール(プロフ) - 結さん» 嬉しい〜、！ありがとうございます！これからも楽しんで頂けるよう頑張りますね！ (2020年11月15日 19時) (
レス) id: b1c3d2b542 (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - 毎度毎度、キュンキュンです、ほんとに…。 (2020年11月14日 22時) (レス) id: 0d65ec29c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルール | 作成日時：2020年9月21日 2時
