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迎えた最終日。
翔平の知り合いに挨拶を済ませ、コテージを後にする。
電車に揺られて、来た道を戻る。楽しかった夏休みももう終わりが近づいている。だけど、今年の夏休みは何年経っても覚えてるだろうってくらい楽しい思い出が沢山できた。
外を眺めながらぼーっとしていると、連日の遊び疲れが襲ってきたのか少し眠くなる。
少しウトウトしていると、隣に座っていた北人くんが私に気づいて
「名前)ちゃん、眠いの？」
と声をかけてくれた。
『うん、少しだけ、笑』
遊び疲れて眠いって贅沢な話だよね、と笑って返す。
すると、北人くんはだね、と笑って言った後
「眠いなら寄りかかっていいよ。」
と、座席の肘置きに腕を乗せて私が寄りかかりやすいように姿勢を整えてくれた。
『いやそんな悪いよ、！』
北人くんの肩が痛くなってしまうから私は大丈夫、と遠慮する。
しかし、彼は首を横に何度も振る。
「いいから」
北人くんの大きな手に私の頭はｸﾞｲッと引き寄られ、わたしは彼に寄りかかる形になる。
好きな人の肩に寄りかかってるという状況にドキドキしないわけがなくて。
あまりにも近すぎてこのドキドキが北人くんに伝わってるんじゃ無いかと心配になる。
しかし、彼の温もりはわたしにとって安心材料みたいで。
しばらく続いたそのドキドキは、いつしか安心に変わり私の意識も遠のいていった。
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フルール(プロフ) - 結さん» 嬉しい〜、！ありがとうございます！これからも楽しんで頂けるよう頑張りますね！ (2020年11月15日 19時) (
レス) id: b1c3d2b542 (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - 毎度毎度、キュンキュンです、ほんとに…。 (2020年11月14日 22時) (レス) id: 0d65ec29c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルール | 作成日時：2020年9月21日 2時
