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また一緒に帰れるかな、という期待は1週間もせずに消え去って。
それどころか、私はバイト、北人くんは部活で忙しくなってしまった。
そんなこんなで一緒に帰ることもなく、特に何があるわけでもなく終わってしまった5月。
月日はあっという間で、期末テストが終わったら夏休みを迎えようとしている。
さらに、陣先生が“期末終わったら席替えしよか〜”と言っていたので、もうこの一番後ろの窓側の席ともさようならしなければならない。
このまま何も無く終わるのかな、と思っていたら翔平がテスト前に勉強会をしよう、と提案してくれた。
というわけで、テスト休みの今日は、いつもの5人で翔平の家にやってきている。
玲「初日の教科からしたほうがいいよね、なんだったっけ。」
『数学だった気がする』
玲がそう聞くので私が答えると、北人くんの顔が急に険しくなる。
北「うわ、俺ダメだ。」
数学が一番苦手らしい北人くん。
実は私も同じで。
完全に文系な私は、理数系がとにかく苦手。
しかしやらないと点も良くならないので頑張って取り組む。
ん、ここはこの公式を使って、、
『、、、あれ？』
いつのまにか声に出てしまっていたらしい。
樹「どこで悩んでんの？」
私の声が聞こえたらしい。
隣で同じく問題集を解いていたいっちゃんに話しかけられる。
『ここなんだけど、』
私が指さした問題にざっと目を通したいっちゃんは、さらりと言う。
「ここ、公式はあってるけど計算ミスしてる。」
『わ、ほんとだ！』
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フルール(プロフ) - 結さん» 嬉しい〜、！ありがとうございます！これからも楽しんで頂けるよう頑張りますね！ (2020年11月15日 19時) (
レス) id: b1c3d2b542 (このIDを非表示/違反報告)
結(プロフ) - 毎度毎度、キュンキュンです、ほんとに…。 (2020年11月14日 22時) (レス) id: 0d65ec29c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フルール | 作成日時：2020年9月21日 2時
