Coral pea -小町藤-2

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「それでは…」






「メリークリスマース！！」







『「「メリークリスマース！！」」』






そう言って翔平がクラッカーを鳴らすので、私達もそれに続いてクラッカーを発射させる。






私たちが集まったテーブルにはチキンやケーキ、オードブルが並んでいる。
部屋には沢山のオーナメントで飾られたクリスマスツリーもキラキラと光っていて、BGMはクリスマスソングだ。






玲「わあ、美味しそう！！」






樹「玲、取りすぎじゃない？」






北「ほんとだ、山盛り笑
ケーキ食べれなくなるよ？」






ケーキは別腹だからいいの！と言っている玲を見て、翔平が玲よりも多くオードブルの料理を山盛りにしていく。






翔「上には上がいるんですよ」




と何やらドヤ顔で玲と張り合っている翔平。
負けず嫌いな玲はそれに言い返し、結局2人で言い合いをしている。







そんな光景を見ながら、お互い気まずいと悩んでいた2人の意外にも前と変わらない様子を見ることができ、このパーティーを開いてよかったと安心する私。







2人からふと視線を下に戻すと、いつの間にかペットボトルの飲み物が無くなっていることに気づく。新しい物を取りに行こうと私はキッチンへと向かった。









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