鈍感ちゃん《スノスト》 (ページ12)

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授業中ページ12

you side

今は数学の問題解いてるところなんだけど、全く分かりません。

ほんとなにこれ〜。

周りを見れば寝ている人がほとんどで。

『ほっくん、ここ分かる？』

北「ここはこの公式使えば解けるよ」

『おぉ、こう？』

北「そうそう」

『ありがとう！』

頭のいいお隣のほっくんに聞けばすぐに解決したから問題を解き進めていると、最後の最後に難しい問題だったから全くわかんなくて。

難しい問題を最後に持ってくる先生いるよね〜。笑

『ほっくん、ほっくん。これ分かった？』

北「ここまでは分かったんだけどね、こっからどうすればいいかわかんないんだよね」

『そこまで分かるのも天才だけどね』

ほっくんも分からないってなったら阿部ちゃんに聞くしかない！

『阿部ちゃん、ここ分かった？』

阿「ん？あ〜、ここはちょっとややこしいんだよね」

北「俺、ここまでは解けたんだけど、あってる？」

阿「ここまで解けたらあとは意外と簡単なんだよね」

北「あ、もしかしてこうする感じ？」

阿「そうそう！」

二人の会話についていけません。
え〜、なんで分かるんだぁ

ラ「阿部ちゃ〜ん！俺も教えて！」

阿「Aにも教えてあげないとね笑」

そう言ってラウちゃんと2人で教えてもらう。

ラウちゃんはしっかり理解したみたいだけど、私はなんとなくしか理解できない、、、

ラ「Aちゃん分かった？笑」

阿「頭の上に何個かハテナあるけど。笑」

『なんとな〜く？』

阿「それ分かってないね。笑」

てことでより丁寧に教えてもらう。

『え！待って、阿部ちゃん天才！ありがとう！』

阿「あ、ありがとう笑」

『ここの範囲がテストに出たら完璧だ！』

阿「それは良かった笑」

阿部ちゃんの教え方も上手いし
あんな難しい問題を解ける阿部ちゃん天才だし
途中まで解けてたほっくんもラウちゃんも天才だ。

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