検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:26,747 hit

9 ページ9

仕方なく、作り直す事にした。

お粥づくり中、目の前でむっくりと起き上がったので、何かと思えばソファーで寝ていた五関君だった。

「あ、おはようございます」

「はよ...」

そのまま俺と目が合うと、お粥を作っている事を認識したのか、また寝る素振りを見せた。


「ちょ、ちょっと何でそこで寝んすか」

俺が聞くと、五関君は再び起き上がり、不機嫌そうな顔をした。

「だって、風磨が俺の部屋で寝てんだもん。俺の寝る場所ここしか無かったし」


「俺の部屋?ここ河合君の家っすよね」

「え、何言ってんの。ここ俺らのシェアハウス」




...え、今、なんと仰いましたか?

シェアハウス...シェア

「はぁっ!?」

「だから、ここシェアハウスだって。ほら、メンバーカラーじゃん」

そう言って、ドアを指差した。
はい、メンバーカラーですね。


そうとすれば、全ての謎が解けた。

小綺麗なのも、五人居るから誰かが片付けていて、

ドアが5つあるのは、メンバー分だし、

生活必需品が揃い過ぎていたのも、5人分用意してあるからだし、

そして、俺が着ている服は多分...。


「その服、俺のじゃん!!」


そう言いながら、俺を見て降りてきたのは、ハッシーだった。

やっぱり。
これはハッシーの私服だ。


「良亮、あとで河合説教しておこうな」

「うん!」

2人の笑顔がマジ恐いんすけど。

俺は見てみぬ振りをして、お粥作りを再開。


しばらくして、声がデカイ塚ちゃんが「おはよー!!」と、何処にいたのか階段とは反対方向から現れた。

「何処にいたんすか」

「え、地下のトレーニングルーム」

「トレーニングルームか...


...ち、地下!?」

「うん、地下」


この家地下もあるのかよ。

このシェアハウスの謎は深まるばかりだった。

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
設定タグ:風邪系 , 河合郁人 , 菊池風磨   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

山風英斗∞ジャスミン - ちくわさん» ありがとうございます♪自分なりの萌え要素をふんだんに盛り込んで...(笑) 丸まってる五関さんとか絶対可愛いですよね! (2016年3月27日 21時) (レス) id: ffe02ef331 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 丸まってる五関くん、想像するとものすごいかわいくて悶えてますwそして風磨くんは事実にいつ気がつくのか…!とてもわくわくします♪ (2016年3月27日 15時) (レス) id: 60f56dddf0 (このIDを非表示/違反報告)
山風英斗∞ジャスミン - ちくわさん» おぉ!!待っていて下さったんですね!!! 大変お待たせ致しましたm(_ _)m 所々風磨くんの口調がおかしいと思いますが、その時はご指摘の程宜しくお願いします!! (2016年3月6日 17時) (レス) id: ffe02ef331 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 待ってましたぁぁ!ふまふみ大好物なのでとても楽しみです♪応援してます! (2016年3月6日 1時) (レス) id: 60f56dddf0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:山風英斗∞ジャスミン | 作成日時:2016年3月5日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。