48:そらるさん待ち ページ6
貴「それでココア...って、それ、トラウマとかじゃなかったんですか、いいんですか、ココアなんか飲んじゃって。」
まふ「あはは笑いい経験になったから、平気だよ?」
貴「そっか...ってはっ!」
私は今までの話を思い出す。
濃いめのココア?
ココア?
初恋?
貴「初恋は、濃いめのココア」
まふ「/////!急に歌わないで!?」
貴「あ!聞こえてた!?」
声に出して歌っちゃった。
この経験が、あの、ハートの後味を作り出したのかな。
貴「ハートの後味...」
まふ「それです!よく気づきましたね!」
貴「え、あ、どうも...」
まふ「その後に、ぬこになりたい、立ち入り禁止とか!」
貴「あ〜!」
まふ「ぬこの曲は、最初の部分はにぼしを、神崎さんに例えて、しろのたまさんは、僕のことです!そして、寝坊して二時間目とか、そういうのは、初恋に失敗してからの僕は、いつもより行動がマイペースというかなんというかになりまして...」
まふくん、音楽の話になると、とっても楽しそう。
まふ「で!立ち入り禁止は!もう、精神的に病んじゃったんです!」
病んだのね笑
一つ思っていた事がある。
鏡花水月についてだ。
貴「深い...!あ!それで、、鏡花水月って、どういう経験で?」
まふ「あぁ...それは...。僕の大切な人が、いなくなっちゃって...小学3年生位でしたっけ。お祭りでその子とは会いました。まだ恋愛感情は抱いてなかったけれど、とっても大切な人だったんです。お祭りの後、フッと姿を消したんです。どこを見ても見つからなくて。」
私も小3の時、そんな経験したなぁ...。祭りであった男の子と、一緒にいたはずだったのに。私、坂から転げ落ちて、その子を見失ったんだよなぁ...。あの時は痛かった...血が出てたし...。
まふ「それで...。その子が消えた場所をもう1度見たんです。そしたら、一緒にとったヨーヨーと、切れた下駄に、血がついてて...。それ見た時、あぁ、遅かったって思って...」
待て!?話が繋がりすぎてて怖いんだけど...。確かに、私は下駄とその子ととったヨーヨーを忘れて帰っちゃったから、事故現場みたいになってたんだけど...!!!
貴「ちょっと待ってください!!それ、私かも知れません!!!!」
まふ「え!?本当??じゃあ、僕と決めた合言葉知ってます?」
合言葉...それは...!
貴「夢花火...!」
まふ「ブワッそれ...それだよ...!グスッ生きてて...くれた...ッ!」
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リンゴアメ - 面白すぎて死にそうです( ´∀`) (2018年8月5日 20時) (レス) id: 517cf6ac4b (このIDを非表示/違反報告)
のんの(プロフ) - 羽月さん» それですそれです!笑ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年4月15日 17時) (レス) id: dad6fdff17 (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ちょ、え、な、何すんだyってくるみ〇ちおの時のまふくんのセリフですか? この小説大好きです!これからも頑張ってください! (2017年4月15日 6時) (レス) id: f3e6a27f66 (このIDを非表示/違反報告)
のんの(プロフ) - 晴雨さん» そう言ってもらえて嬉しいです!!!ありがとうございます!頑張りますね!(`・ω・´) (2017年3月16日 17時) (レス) id: dad6fdff17 (このIDを非表示/違反報告)
晴雨 - 面白いですね!これからがきになる作品です…!これからも頑張って下さい (2017年3月16日 10時) (レス) id: 7d1a1e6837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんの | 作成日時:2017年2月18日 18時