46:初恋は濃いめの? ページ4
まふ「暇ですし、僕の学生時代の話、聞きます?笑」
聞きたいかも!
貴「聞きたいです!!」
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まふside
僕は高校2年生の時、初恋というものを経験した。
苦くて甘い、ココアみたいな初恋。
いや、濃いめのココアみたいだったかな!
その時まで、僕は『女』という人種に興味がなかった。
男友達だけでいい。そう思ってた。
でもずっと思い通りにはいかなくて。
まふ「高林くん!帰ろ?」
高林「ごめー!今日彼女と約束あるから!ほんっとごめん!また帰ろうな!」
まふ「う、うん!(そう言って、いつも帰ってくれたことないくせに。)」
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まふ「田中くん!帰れる?」
田中「ん、いいK...彼女『田中くん〜!一緒に帰ろ!』あ...うん/////ごめんな。まふ。」
まふ「ううん!全然大丈夫!」
そう。周りがだんだんリア充化してきたのだ。
だからって、誰かを好きになろうなんて簡単にはできなくて。
そんな時、彼女を見つけた。
神崎「いっ...1年の!かんざきです...!あの、相川真冬さんはいますか!!!ハンカチ...落ちてて...。」
まふ「あ〜。それ、僕かも。ありがと。」
2年の教室にわざわざハンカチを届けてくれた女の子。
神崎小春(かんざきこはる)
ストレートっていうの?とっても綺麗な黒髪が真っ直ぐに伸びていて。
どこかそらるさんっぽくて。今のAちゃんみたいだった。
神崎「女性ですか!?」
まふ「いや。男性です。健全なる男のコです。非リアで悪いですか!」
神崎「プッそこまで聞いてませんよ笑」
まふ「はっ!/////」
神崎「また...会えた時には、お話しましょうね!」
まふ「い、いいけど...」
初めてあって、10分ほどで、仲良くなった。
1年の、神崎さんのクラスを覗いた。
背筋がなんかすっごくいいんですけど!?
神崎「あ!真冬さん!来てくれたんですか!」
まふ「うん!」
いつものこの笑顔に、僕は癒される。
すると、男子が近づいてきた。
男子「神崎...。これ。借りてたノート...ありがと。」
神崎「あ!/////いいえ!」
え?今の態度、僕と違くない?
神崎さんは、顔を真っ赤にしたまま、あいつが返してくれたノートをぎゅっと抱きしめてる。
まふ「...神崎さんってあいつのこと好きなの?」
神崎「ち、違いますよぉ!?/////」
顔が真っ赤だよ?
僕には、その顔が何を表してるか位
簡単に分かる。
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リンゴアメ - 面白すぎて死にそうです( ´∀`) (2018年8月5日 20時) (レス) id: 517cf6ac4b (このIDを非表示/違反報告)
のんの(プロフ) - 羽月さん» それですそれです!笑ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年4月15日 17時) (レス) id: dad6fdff17 (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ちょ、え、な、何すんだyってくるみ〇ちおの時のまふくんのセリフですか? この小説大好きです!これからも頑張ってください! (2017年4月15日 6時) (レス) id: f3e6a27f66 (このIDを非表示/違反報告)
のんの(プロフ) - 晴雨さん» そう言ってもらえて嬉しいです!!!ありがとうございます!頑張りますね!(`・ω・´) (2017年3月16日 17時) (レス) id: dad6fdff17 (このIDを非表示/違反報告)
晴雨 - 面白いですね!これからがきになる作品です…!これからも頑張って下さい (2017年3月16日 10時) (レス) id: 7d1a1e6837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんの | 作成日時:2017年2月18日 18時