★ ページ17
猪狩side
「いや〜！今日疲れたなあ！！
でもひさしぶりにキックベースやったから楽しかった」
優斗「俺はやっぱり野球がいいわ！」
体育が終わり優斗と教室へ戻った。
.*･ﾟ .ﾟ･*.
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
体育はいつも授業が終わる10分前に終わり
着替える時間が設けられてる。
ｿﾞﾛｿﾞﾛ＿
しばらくすると女子達が戻ってきて
俺はすぐにAの姿を探した。
.
ん？？
.
いつもならこのタイミングで入ってくるという
所にAの姿はなかった。
.
.
『まぁ、Aのことだからゆっくり着替えてるんだろ。』
.
俺は心のなかで呟いた。
.
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ＿
SHRが始まるチャイムがなった。
それでもまだAの姿はない。
「なあ、瑞稀くん、Aいなくね？？」
瑞稀「それ、さっきから思ってた」
橋本「そういえば、俺もおもってた」
作間「瑞稀くん、ちょっと女子に聞いてみてよ」
瑞稀「わかった、ちょっと聞いてみる」
そう言うと瑞稀くんは隣の女子にすぐに聞いた。
.
.
「どうだって？？保健室にでもいったの？」
俺は瑞稀くんに聞いた。
すると瑞稀くんは困った顔をして.....
瑞稀「いや......、Aのこと見てないって.......」
優斗「ちょっと俺が他の人に聞いてみる！！」
優斗は先生が来てないのを見てから端の女子から次々にAのことを聞き出した。
「なあ、、もしあのB組のヤツらに捕まってたりしたらどうすんだよ.......」
橋本「ちょっとおれ、B組行ってくるわ」
作間「んじゃ、俺もついてく」
2人は急いで教室を出ていった。
.
優斗「やばいっ、、皆Aのこと見てないって。
さっき更衣室見に行ってもらったけど更衣室にもいないって.......」
「A.......どこにいんだよっ！！！」
瑞稀「体育行く前だいぶ嫌がってたけど体育館には行ったみたいなんだよ.......」
.
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ＿＿＿
橋本「おい！B組にあいつらだけいない！
絶対あいつらとA一緒にいる！！」
はしもっちゃんが真剣な顔をしている。
これはただ事じゃない。
俺はそう悟った。
「体育館行くぞ」
俺達は全力で走って体育館へと向かった。
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作者名：みみろっぷの耳 | 作成日時：2019年3月4日 18時
