★ ページ12
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「「「「「「じゃあね！」」」」」」
地元へ戻り、それぞれの家の方向へ向かった。
私たちの家は全員比較的近く、徒歩で数分で着くような配置だ。
その中でも私はがりさんと家が斜め右前というものすごく近いから2人で帰ってる。
猪狩「いやぁ〜、ザクザク美味しすぎたよな〜」
「うん、やばすぎ笑久しぶりにスイーツ食べたかも笑笑」
猪狩「そうなんだ、また今度みんなで行こうな」
「うん！」
思い出を振り返るなり、がりさんの表情は変わった。
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猪狩「あのさあ、A。もしかしてなんか嫌なことあった？」
急な質問に私は戸惑った。
「え、？なんで？いきなりどうしたの！笑笑」
私が誤魔化すようにがりさんの肩をﾂﾝとして
言い返した。
＿＿＿ｯ!!
「へ、？」
猪狩「誤魔化さなくていいから。バレバレだから。」
がりさんは、私がﾂﾝﾂﾝした方のてを掴み、じーっとこっちを見てくる。
猪狩「何年一緒にいると思ってんだよ.....。」
ﾄﾞｸﾄﾞｸ＿＿
何故か私の心臓は音を立てていた。
がりさんに掴まれている方の腕を見る度に
心臓の音はうるさくなった。
「じゃあ.......、ちゃんと話す.......。」
私はがりさんに今日あったことを話すと決め、
2人で公園に向かった。
✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ
「今日ね、トイレで手洗ってたら4人の女の子にかこまれたの。それでね、「D組のAちゃんだよね？？なんでいつも瑞稀君たちといるの？」って聞かれたの。」
猪狩「うん？」
「それでね、私が「他に友だちいないから。」って答えたら、「友だちいないからって近づくのはないでしょ笑あの人たちは、学年で、ちょ〜！モテてるの！あの5人の名前知らない人いないからね？」って。」
猪狩「それで？」
「そうなんだね！って言ったの。そしたら、「顔かわいいからって調子乗んないで。これ以上仲良くしてるとなにされてもしらないからね？」って、言われたの。私、どうすればいいの.......？」
がりさんは少し困った顔をして
口を開いた。
猪狩「つまり、その子達はAに妬いてるってことか。はあ、めんどくさい人だな。でも許せねえ。そいつ、俺らが幼なじみって言うの知らないの？」
「うん、知らないと思う。」
猪狩「そいつが言ってるだけならまだいんだよ。Aが何されるかわからないってのがひっかかるんだよ」
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作者名：みみろっぷの耳 | 作成日時：2019年3月4日 18時
