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79. ページ30



『あのさ、今思ったけど結婚するならメンバーさんにも挨拶いると思うし辰哉のご両親にも……それに…うちの両親にも…』

「そうだね。うちはいつでもいいけどAちゃんちはどう?」

『うちは土日ならいいと思うけど…お母さんに電話してみる』


そう言って寝室に行き母に電話をかけた


『あっ…もしもし?Aだけど』

「どうかしたの?」

『今付き合ってる彼氏がいるんだけど、入籍することになって…さすがにお父さんとお母さんに紹介したいんだけどいつがいい?』

「あら、そうなの?お父さんに伝えてみるね」


電話は繋がれたまま母は父にこの事を話した


「日曜日ならいつでもいいみたい。」

じゃあまた予定見て言うねと言い電話を切った


私、本当に結婚しちゃうんだ。そう思いながら携帯をサイドテーブルに起き布団に横になった



「大丈夫だった?」

『日曜日ならいつでもいいって。』


そっかぁと辰哉は私の頭をワシャワシャしてくれた


「近いうちメンバーとも会おう」

うんと頷き私は辰哉の背中をゆっくり触った



『辰哉……大好きだよ』


うんと辰哉も頷いた


「俺も大好き。」


そう言って振り向いた辰哉は満面の笑みだった

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作者名:えなち | 作成日時:2023年3月25日 22時

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