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『あのさ、今思ったけど結婚するならメンバーさんにも挨拶いると思うし辰哉のご両親にも……それに…うちの両親にも…』
「そうだね。うちはいつでもいいけどAちゃんちはどう?」
『うちは土日ならいいと思うけど…お母さんに電話してみる』
そう言って寝室に行き母に電話をかけた
『あっ…もしもし?Aだけど』
「どうかしたの?」
『今付き合ってる彼氏がいるんだけど、入籍することになって…さすがにお父さんとお母さんに紹介したいんだけどいつがいい?』
「あら、そうなの?お父さんに伝えてみるね」
電話は繋がれたまま母は父にこの事を話した
「日曜日ならいつでもいいみたい。」
じゃあまた予定見て言うねと言い電話を切った
私、本当に結婚しちゃうんだ。そう思いながら携帯をサイドテーブルに起き布団に横になった
「大丈夫だった?」
『日曜日ならいつでもいいって。』
そっかぁと辰哉は私の頭をワシャワシャしてくれた
「近いうちメンバーとも会おう」
うんと頷き私は辰哉の背中をゆっくり触った
『辰哉……大好きだよ』
うんと辰哉も頷いた
「俺も大好き。」
そう言って振り向いた辰哉は満面の笑みだった
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作者名:えなち | 作成日時:2023年3月25日 22時