今日:3 hit、昨日:71 hit、合計:600,389 hit
小｜中｜大
47. ページ47
・
デビューしてから翔太は本当に毎日忙しそうで、家で会うよりもテレビの画面や雑誌の紙面で見ることの方が多かった。
勝手に不安になっているのは自分が1番わかっているけれど、勝手に不安になって勝手に翔太から距離を置いていた。
「先輩最近どしたんすか？」
自販機でコーヒーを買うと後ろから前田くんに声を掛けられるが、私は大丈夫。と答えるが、前田くんは後ろから追いかけてきて話聞きますよ？なんて言ってくる。
「彼氏さんですか？」
私は歩く足を止め、振り向き大丈夫だから。と言う。
「Aさん……涙…」
手で涙を拭う。
気づかない間に涙が溢れていた。ここ最近、仕事もプライベートも色んなことがあって私は頭がパンクしているのかもしれない。私はその場に座り込んで前田くんの前で大泣きしてしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2281人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えなち
| 作成日時：2022年3月13日 9時
