5歳児なんて言わせない【shota.w】 (ページ21)

今日:57 hit、昨日:34 hit、合計:600,372 hit

21.shota side ページ21

・

浮気が発覚してからAは急に仕事が忙しくなって帰ってくるのも終電だったり、家でずっと仕事をするようになった。そういう時は適切な距離を守るのが俺たちだけど、いや、この人浮気してんだよな〜の目でしか見れない。

けど、やっぱりそんな事ないって思いたくて1人でベットで寝る。

佐「次はなんだねきみ！！！」

「なんもねぇよ………」

楽屋のすみで樹とAの事を考えながら机に突っ伏していた。

阿「しょーた。どうしたの？」

阿部ちゃんが天使に見えてきた。少し顔を上げると、どした？って顔で俺を見てくる。楽屋はちょうど俺と阿部ちゃんだけになったから

「もしも、もしものはなしだよ。もし、自分の彼女が自分の友達と浮気してたらどうする……？」

阿「はっ！？！？！翔太彼女いんの！？！」

「ちげぇーって！もしもの話。友達に相談されてっけど…俺、彼女いねえからさ……」

阿「んーーーー。そのお友達さんが彼女の何を見て友達と浮気してるのかなんて分からないけど、俺だったら直接聞くかな〜？？」

Aに直接…聞く？

無理無理無理無理。

『えっ…翔太は私の事そういう風に思ってたの……携帯見たんだ…ごめん……別れよ？』

無理。絶対無理。言語道断。別れたくない

「阿部ちゃんありがとう……参考にするわ」

俺はまた、机に突っ伏してグルグルと色んなことを考え出してしまった