今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:115,954 hit
小｜中｜大
20. ページ20
・
コンビニを出て元来た道を帰っていると前から帽子を深く被って息を切らしている翔太くんが立っていた。
『あっ……翔太くん』
翔太くんはなにも発することなく私の手を引き家に帰った
玄関に入ると翔太くんはしゃがみこみ大きなため息をついた
『ごめん……』
翔「ほんっと……勝手にどっか行くのやめて…」
『ごめん』
私も一緒にしゃがむと翔太くんは私をぎゅっと抱き寄せてくれた
『翔太くんが怒って怖かった……言ってくれないと私わかんない』
翔「俺も本当にごめん。甘えてた。Aちゃんどっか行っちゃったかと思ったらすっごい焦った」
『勝手にコンビニ行ってごめん……私、勝手に居なくならないから』
翔「あたりまえだろ」
翔太くんはまた私のことをぎゅっと抱きしめてくれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 566人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えなち
| 作成日時：2022年11月13日 11時
