とある日 WN ページ4
いいなー!Aのとなり!
次となりに座れるのっていつだろ…と指おり数えるスングァン。
13人いるとフライトの時にどうしても
1人余ってしまうんだけど、
Aがその余った人の隣に座るようになってから
余りをめぐっての争奪戦が始まった。
前まではフライト前にじゃんけんをしていたけど、
それだとなかなか隣になれない者も多く不公平だと言うことで
順番で座っていくことになった。
JS「今日ウォヌがAの隣なんだね。いいな〜」
ふふふ、嬉しさを隠しきれない。
シュアヒョンの隣のホシがじとーっとこっちを見てくる。
お前は前回隣だったからいいだろ!
『おとなりいいですか?』
WN「よろこんで」
へへ、ありがと〜。と、座るA。
ふわっといい香りがする。
WN「メガネ変えたんだね」
わあ!気がついてくれたの、メンバーでウォヌだけだよ!
そういうところだよね〜!と目をキラキラさせるA。
『実はウォヌみたいな黒縁が欲しくて。買っちゃったんだ〜』
どうどう?とにこにこしてくるA。
WN「似合ってるよ」
『ありがとう〜』
こちらも自然と頬が緩む。
『フライト時間長いね、最近わたし飛行機苦手で…』
WN「そうなの?一緒だから大丈夫だよ」
Aの前に手を差し出す。
怖くなったら手を握って、と言おうとする前に
俺の手を握ってくれるA。
『ごめん、怖くて…』
WN「………かわいい」
思わず本音がこぼれる。
それから2人で小さな声でおしゃべりして
いつのまにか寝てしまったみたいだ。
目を開けると肩にもたれかかるAが。
なんて幸せなんだろう。
飛行機よ永遠に飛び続けてくれないかな。
でもAが怖がるか。
Aの頭に少しもたれて、またもうひと眠りしようか。
〜〜〜 フライト後
SG「なにこれ!A!グループのトーク見た?」
MG「わあ、写真?Aとウォヌヒョン
手繋いでくっついて寝てるよ!!!」
HS「俺が撮ったの〜♪」
DK「なんかメガネも一緒だし、カップルみたいだねぇ」
WN「『んふふふふ』」
SC「はいはい行くよ行くよ〜」
WN「みんな俺のこと羨ましがってる」
『でもごめんね、洋服に化粧ついたりしてない?』
そう言って肩の部分をはらってくれるA。
WN「大丈夫だよ。ありがとう」
JH「スンチョルがちょっと妬いてたね」
WN「そう?」
JH「幸せそうですね」
WN「ふふふ。幸せです」
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作者名:むむ | 作成日時:2023年11月14日 0時